Blenderで簡単に建物を作成できるライブラリ『Buildify 1.0』が公開!商用利用も可能

Blenderで簡単に建物を作成できるライブラリ『Buildify 1.0』が公開!商用利用も可能

2022.07.20
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この記事の3行まとめ

  • Blenderのジオメトリノードを用いて簡単に建物を作成できるライブラリ「Buildify」が公開
  • モジュールを変更することで様々な建物を作成できる
  • 商用利用も可能

3DアーティストのParvel Oliva氏が、Blenderのジオメトリノードを使って簡単に建物を作成できるライブラリBuildify 1.0を公開しました。

Planeにジオメトリノードを追加するだけで建物が自動的に生成されます。Planeの形状を参照しているため、簡単に建物の形状を変更することが可能です。

Buildifyで用意されているグループノードを使用することで、モジュール(※)を用いた建物の作成を自動化することができます。モジュールを変更することで、生成される建物を変えることができます。

※壁や屋根、柱といった建物をパーツごとに分けたモデル

Buildifyで用意されているモジュール

モジュールを入れ替えることで建物の構成が変わる

BLOSMモードは、OpenStreetMap(※)の情報をBlenderで活用できるようにするアドオンBlender-OSMを利用して建物を配置することができます。現実の街並みを2D情報として取得し、それをもとにBuildifyで建物を生成します。

※誰でも利用可能かつ編集可能な世界地図を作るプロジェクト

Buildifyは無料で使用することができます(任意で寄付を募るドネーションウェアです)。商用利用が可能であることや、不具合や追加予定の機能などの情報も公開されています。

詳しくは、公式のドキュメントや下記の動画をご確認ください。

Buildify 1.0 ダウンロードページ

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