Blenderで簡単に建物を作成できるライブラリ『Buildify 1.0』が公開!商用利用も可能

2022.07.20
ニュース
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

この記事の3行まとめ

  • Blenderのジオメトリノードを用いて簡単に建物を作成できるライブラリ「Buildify」が公開
  • モジュールを変更することで様々な建物を作成できる
  • 商用利用も可能

3DアーティストのParvel Oliva氏が、Blenderのジオメトリノードを使って簡単に建物を作成できるライブラリBuildify 1.0を公開しました。

Planeにジオメトリノードを追加するだけで建物が自動的に生成されます。Planeの形状を参照しているため、簡単に建物の形状を変更することが可能です。

Buildifyで用意されているグループノードを使用することで、モジュール(※)を用いた建物の作成を自動化することができます。モジュールを変更することで、生成される建物を変えることができます。

※壁や屋根、柱といった建物をパーツごとに分けたモデル

Buildifyで用意されているモジュール

モジュールを入れ替えることで建物の構成が変わる

BLOSMモードは、OpenStreetMap(※)の情報をBlenderで活用できるようにするアドオンBlender-OSMを利用して建物を配置することができます。現実の街並みを2D情報として取得し、それをもとにBuildifyで建物を生成します。

※誰でも利用可能かつ編集可能な世界地図を作るプロジェクト

Buildifyは無料で使用することができます(任意で寄付を募るドネーションウェアです)。商用利用が可能であることや、不具合や追加予定の機能などの情報も公開されています。

詳しくは、公式のドキュメントや下記の動画をご確認ください。

Buildify 1.0 ダウンロードページ

関連記事

3Dモデルの軽量化ノウハウ集をCOYOTE 3DCG STUDIOが公開。リダクションに役立つMayaの機能一覧も紹介
2025.04.01
Microsoft、オープンソースのWebレンダリングエンジン「Babylon.js」を「8.0」にアップデート。ノードベースでレンダリングパイプラインを構築できる機能がアルファ版として導入
2025.04.01
Razer、UEやUnityに対応したゲーム開発SDK「WYVRN」を発表。QAを効率化するAIツールやハプティクス技術などを統合
2025.04.01
「NVIDIA アプリ」がアップデート。AIによるアシスタント機能「Project G-Assist」で、ゲーム設定の調整やパフォーマンスの分析などをサポート
2025.04.01
音楽制作にまつわるテクノロジーの隆盛や、多彩な音楽表現について論じる書籍『音楽制作 – プログラミング・数理・アート –』、コロナ社より4/8(火)に発売
2025.04.01
地形生成アルゴリズムや疑似乱数など、ゲーム開発における数学の活用事例を解説した書籍『数学がゲームを動かす!』、日本評論社が2025年4月下旬に発売
2025.03.31

注目記事ランキング

2025.03.26 - 2025.04.02
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

ローカル座標
ローカルザヒョウ 各オブジェクトの原点を基点とした座標系における、特定の一点を示した座標。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!