【動画編集ソフト】ブラックマジックデザインがDaVinci Resolve 18を発表ー世界中の複数のユーザーとリアルタイムで共同作業が可能に

2022.04.19
ニュース映像制作
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この記事の3行まとめ

  • DaVinci Resolve 18パブリックベータが本日よりダウンロード開始
  • 複数ユーザーがリアルタイムに共同編集を行う新機能が追加。強化された字幕機能や新たなResolveFXも登場
  • Apple Neural Engineのサポートにより、Apple Mac M1で最大30倍速の再生が可能に

2022年4月18日、Blackmagic Designはメジャーアップデートを実現した動画編集ソフト「DaVinci Resolve 18」を発表しました。DaVinci Resolve 18パブリックベータは、本日よりBlackmagic Designウェブサイトからダウンロードできます。

これまでも無償(※)で利用可能な映像編集ソフトウェアとして多くのユーザーが使用してきたDaVinci Resolveですが、本バージョンからはリアルタイムのローカル/リモート・コラボレーション用に構築されたBlackmagic Cloudを活用した複数人数によるプロジェクト編集が可能になります。

エディターやカラリスト、VFXアーティストが同時にひとつのプロジェクトを編並行して集することで、データの受け渡しなどのコストを圧縮し、データロストのリスクも低減可能です。

一部機能が制限される「DaVinci Resolve」は無償利用可能。有償版「DaVinci Resolve Studio」は120fps/10bitビデオに対応し、DaVinci Neural Engineや時間的/空間的ノイズ除去、ステレオスコピック3D、フィルムグレインなどを内包する。こちらは公式サイトから購入可能

このほかにも、強化された字幕機能やプロキシワークフローのシンプル化、そしてM1 Ultraを含むApple M1 Macモデルで完全にサポートされたDaVinci Neural Engine(DaVinci Resolveの機械学習システム)など、ワークフローに直結する大きなアップデートとなっています。

DaVinci Resolve 18 ダウンロードはこちらプレスリリースはこちら

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