この記事の3行まとめ
- Niantic Spatial、3Dスキャンアプリ「Scaniverse」を拡張した法人向けサービス「Scaniverse for business」をリリース
- 複数人で広域を分担してスキャンできるほか、新たに360度カメラをサポート
- 無料プランも提供中。また、従来のモバイルアプリ版「Scaniverse」も引き続き無料で利用できる
Niantic Spatialは2026年4月8日(水)、法人向け3Dスキャンサービス「Scaniverse for business」をリリースしました。
(画像はNiantic Spatial公式ブログより引用)
「Scaniverse」は、スマートフォンやタブレットのカメラでスキャンした3Dデータを編集・共有できる無料のモバイルアプリ。
「Scaniverse for business」はそれを法人向けに拡張したサービスで、より広域かつ大規模なスキャンなどにも対応。複数人で分担してスキャンしたデータを統合・生成できるほか、1つのスキャンデータからVPSマップ、メッシュ、3D Gaussian Splattingをまとめて出力できることなどを特徴としています。
また、新たに360度カメラで撮影したデータを取り込めるようになりました。
スキャンデータの編集処理など一連の管理運用は、旧アプリとは異なり、全て専用のWebプラットフォームで行います。
「Scaniverse for business」紹介動画
料金体系は無料プランに加え、月額20ドルの「Plus」プラン、月額50ドルの「Pro」プランが用意。そのほか、要望に応じて価格や利用人数などを調整できる「Enterprise」プランも選択できます。
なお旧アプリは「Scaniverse Classic」として位置づけられ、引き続き無料で利用できます。また、旧アプリから「Scaniverse for business」へアクセスも可能ですが、新規アカウント登録が必要となります。
(画像はNiantic Spatial公式ブログより引用)
併せて、同社が提供するVPS(※)ソリューションの最新版「VPS 2.0」がリリース。
※ Visual Positioning Systemの略称。写真やカメラ映像などから取得した画像データを、あらかじめ整備した3Dマップデータと照合することで現在位置を割り出す技術。GPSが機能しづらい環境でも精密な位置測定が可能
また、Unity、Swift、Android、ROS 2(※)に対応した開発者向けツール群「Niantic Spatial Development Kit」(NSDK)のバージョン4.0が、2026年4月にリリースを予定しています。
※ Robot Operating System 2の略称。ロボットアプリケーション開発用のオープンソースミドルウェア
今回の発表に関しては同社公式ブログを、「Scaniverse for business」の概要や使用方法については同社公式サイトのFAQページをご確認ください。
「新しいScaniverse でマシンが理解できる世界をマッピング」Niantic Spatial公式ブログ