この記事の3行まとめ
- 2026年3月18日(現地時間)、Unity Technologiesが「Unity 6.4(6000.4.0f1)」をリリースした
- 次期バージョンのリリースまで、LTSと同等レベルのアップデートやバグ修正が行われる「サポート対象版」として提供
- 「ECS for Unity」がコアパッケージとしてエディターに統合されたほか、プロジェクト解析ツール「Project Auditor」ビルトインなどのアップデートを実施
Unity Technologiesは2026年3月18日(現地時間)、Unity 6.4(Unity 6000.4.0f1)をリリースしました。
Unity 6.4は、Unity Hubより無料でインストールできます。
(画像は「Unity for Games」公式Xより引用)
Unity 6.4は、2025年12月に公開されたベータ版などを経て、正式版として公開されました。
位置づけとしては「Supported Release(サポート対象版)」としており、次期バージョンがリリースされるまでLTS(長期サポート版)と同等レベルのアップデートやバグ修正が行われるものです。
「ECS for Unity」がコアパッケージとして統合
Unityが提供するデータ指向型パッケージ群「DOTS」におけるアーキテクチャの一種「ECS for Unity」が、コアパッケージとしてエディターに統合されました。
「ECS for Unity」は、Entity Component System(ECS)をUnityで扱うためのフレームワークです。
ECSは実装単位をIDとなる「Entity」、データ構造を定義する「Component」、Component同士の振る舞いを定義する「System」に分離する設計手法。並列処理の活用により、大量のオブジェクトを高速に処理できるといった特徴を持っています。
あわせて、オブジェクトの識別子として使われていたInstanceIDが非推奨となり、EntityIdへの移行が推奨されています。
プロジェクト解析ツール「Project Auditor」をビルトイン
Unity 6.1より導入されていたプロジェクト解析ツール「Project Auditor」が、エディターにデフォルトで組み込まれるようになりました。
「Project Auditor」は、プロジェクト内のコードやアセットなどを項目別に分けてパフォーマンスの問題を自動で検出し、推奨される解決策を提示するツールです。「Window」メニューから「Analysis」→「Project Auditor」を選択すると利用できます。
そのほか、マルチプレイヤーゲームにおけるマッチング履歴などをUnity Dashboard上で直接確認できる機能の追加、モバイル向けテクスチャ形式「PVRTC(PowerVR Texture Compression)」のサポート廃止といった、多くのアップデートが施されています。
アップデート内容に関する詳細は、リリースノートやUnity Discussionsをご確認ください。
「Unity 6.4(Unity 6000.4.0f1)」リリースノートUnity 6.4 is now available | Unity Discussions