この記事の3行まとめ
- NVIDIAが「GDC 2026」開幕日にあたる2026年3月9日(現地時間)、Godot Engine公式フォーク「NVIDIA-RTX/godot」をGitHub上に公開
- フォークには「nvidia-pt-dlss」ブランチが存在し、パストレーシングとDLSSの実装が本家に先行して実施されたとみられる
- 3月11日(現地時間)に最終pushが行われており、同日にNVIDIAのLeroy Sikkes氏がGodot Engineへのパストレーシング実装をテーマにしたセッションを実施した
NVIDIAは2026年3月9日(現地時間)、Godot Engineの公式フォーク「NVIDIA-RTX/godot」をGitHub上で公開しました。
今回のNVIDIAフォークには「nvidia-pt-dlss」というブランチが存在し、パストレーシングにDLSSを組み合わせた実装が本家Godot Engineに先駆けて進行しているとみられます。
(画像はGitHubリポジトリのスクリーンショット)
現時点では実装の詳細や動作条件については不明ですが、当該ブランチはmasterに対して2コミット先行。初回のコミットは「Streamline SDK」ヘッダなど24ファイルの追加、2回目のコミットはパストレーシングレンダラやDLSS実装を含む9,781行、104ファイルの変更が確認できます。
なお、2026年3月時点の本家Godot Engineパストレーシング対応は、2026年2月に公開されたGodot 4.7 Dev 1でAntonio Caggiano氏によるVulkanレイトレーシングの初期基盤がマージされるなど開発の進行段階にあります。
「Godot 4.7 dev 1」スナップショット|Godot Engine公式ブログまた、「GDC Festival of Gaming 2026(GDC 2026)」の会期中にあたる3月11日(現地時間)にはGitHubに「L Sikkes」氏による最終pushが行われており、同日にはNVIDIA Senior Developer Technology Engineerの「Leroy Sikkes」氏が「Supercharging Godot Development: Rapid Path Tracing Integration with Cursor(Presented by NVIDIA)」と題するセッションに登壇。
(画像はGDC 2026公式サイトのスクリーンショット)
GDCセッションと本リポジトリ公開との直接的な関連についてGodot EngineならびにNVIDIA公式からのアナウンスは現時点ではありませんが、今後のマージや公式コントリビューションに関するアナウンスが公式サイト上で確認できる可能性もあります。
詳細はNVIDIA-RTX/godotのGitHubページをご確認ください。
「NVIDIA-RTX/godot」GitHubリポジトリ