この記事の3行まとめ
- Unity 6/6.1のHDRPを解説したUnity公式電子書籍、日本語版が無料で公開
- Unity 2022 LTSからUnity 6/6.1へ移行する人に向けて、HDRPのアップデート内容を紹介した項目も用意
- 可変レートシェーディング(VRS)などUnity 6/6.1の最新機能も取り扱っている
ユニティ テクノロジーズ ジャパンは2025年12月18日(木)、電子書籍『HD レンダーパイプラインにおけるライティングと環境(Unity 6 版)』を公開しました。
アカウント登録不要・無料で閲覧でき、PDF形式でのダウンロードも可能です。
(画像は電子書籍配信ページより引用)
本書籍は、UnityのHigh Definition Render Pipeline(以下、HDRP)におけるプロジェクトのセットアップやライティング、地形や海・河川といったリアルな環境やエフェクトの作成方法などを解説した、全269ページの資料です。
2024年に公開されたUnity 2022 LTS向け書籍(英語版/日本語版)を、Unity 6/6.1版に改訂。HDRPをUnity 6/6.1版に移行する人に向けてアップデート内容を紹介しているほか、可変レートシェーディング(VRS)などUnity 6/6.1の最新機能にも言及しています。
なお本書籍は、2025年8月(現地時間)にUnity Technologiesが公開した電子書籍「Lighting and environments in the High Definition Render Pipeline in Unity 6」の日本語版にあたります。
また英語版書籍の公開に伴い、Unity 6/6.1におけるHDRPのアップデート内容などを解説したUnity公式ブログ記事が公開されています。
ブログ記事では、ディレクショナルライトを用いてレイトレーシングによる色付きの影を生成可能となったことや、Physically Based Skyでオゾン層を含む大気をレンダリング可能となったことなどが語られています。
半透明オブジェクトの色を反映した影を生成できるようになった(画像は英語版書籍の紹介記事より引用)
オゾン層を含まない空(画像左)と、オゾン層を含む空(画像右)におけるレンダリング結果の比較(画像は英語版書籍の紹介記事より引用)
詳細は、ユニティ テクノロジーズ ジャパン公式サイトの電子書籍配信ページをご確認ください。
『HD レンダーパイプラインにおけるライティングと環境(Unity 6 版)』電子書籍配信ページ