この記事の3行まとめ
- ソニー、「mocopi Receiver Plugin for Unity」をオープンソースとして公開
- ライセンスはApache License 2.0。商用・非商用を問わずプラグインの使用・改変などが可能になる
- モーションデータを各種プラットフォームへ転送し処理可能とする「mocopi Motion Serializer」もオープンソース化された
ソニーは2025年12月19日(金)、モバイルモーションキャプチャー「mocopi」のUnity向けプラグイン「mocopi Receiver Plugin for Unity」を、オープンソースソフトウェアとしてGitHubで公開しました。
(画像はmocopi公式アバター「RAYNOSちゃん」のXアカウントより引用)
「mocopi Receiver Plugin for Unity」は、「mocopi」で取得したモーションデータを、Unity上でリアルタイムに受信し、3Dモデルに反映させる公式プラグイン。
このたび同プラグインが「Apache License 2.0」のもと、オープンソースとして公開。条件を満たすことで、商用・非商用を問わず自由に使用・改変・再配布が可能となります。
併せて、mocopiから送信されるデータを各種プラットフォームに対して効率的に転送・処理可能とするライブラリ「mocopi Motion Serializer」もオープンソース化。同じく「Apache License 2.0」で公開されています。
(画像はmocopi公式サイトより引用)
なおUnity Technologiesは、mocopiの誕生経緯や「mocopi Receiver Plugin for Unity」のオープンソース化に至った狙いなどについて、mocopiの事業室長を務める相見猛氏と開発責任者の佐藤聡氏にインタビューした記事を公開しています。
記事では、開発チームだけでは気づけなかったバグの修正や、予想もしなかった機能拡張などをユーザーと連携して進めていける体制が構築されることへの期待や、今後さらなるプラグインのオープンソース化を検討していることなどが語られています。
今回の発表に関する詳細はニュースリリースをご確認ください。
「mocopi Receiver Plugin for Unityをオープンソースとして公開を開始しました」mocopi公式サイト「mocopi Receiver Plugin for Unity」GitHubリポジトリmocopi公式SDKダウンロードページ