この記事の3行まとめ
- Unity公式、ブラウザで動作する3Dアプリケーション作成エディター「Unity Studio」のベータ版をリリース
- アニメーション・マテリアル・UI作成や、ビジュアルスクリプティングなどが可能。CADのファイル形式などもサポート
- ベータ版は2025年末まで無料で提供中。Unity ID(Unityアカウント)を登録することで利用できる
ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンは2025年11月5日(水)、ブラウザで3Dアプリケーションを作成できるエディター「Unity Studio」のベータ版がリリースされたことを発表しました。
【Unity Studio Beta のご案内】
3D制作をもっと手軽に、より効率的に。
Unity Studio… pic.twitter.com/pX8wT3dOdB
— ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン (@unity_japan) November 5, 2025
【Unity Studio Beta のご案内】
3D制作をもっと手軽に、より効率的に。
Unity Studio… pic.twitter.com/pX8wT3dOdB
— ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン (@unity_japan) November 5, 2025
「Unity Studio」は、ブラウザ上で動作するUnity公式の3Dアプリケーション作成用エディター。
アニメーションの適用やマテリアルの編集、UI作成などが可能なほか、「Logic」と呼ばれるビジュアルスクリプティング機能を搭載しています。
アセットはドラッグ&ドロップでインポート対応可能。JPG・PNGなどの画像ファイルや、FBX・OBJ・GLBなどの3Dモデルデータを使用でき、CADソフトで使用できる形式(DWG、DXFなど)にも対応しています。
「Unity Studio」ティザー動画
Unity StudioからプロジェクトをUnityへエクスポートする機能が、2026年のリリースで実装される予定です。
動作環境はデスクトップ版Google Chromeが推奨されています。なおモバイルブラウザには非対応とのこと。
なおベータ版では、作成したアプリケーションをWeb向けにのみ出力できます。
(画像はUnity Studio公式ページより引用)
ツールの概要や導入手順、搭載された機能などは公式ドキュメントで解説されています。
また、Unity Technologiesが運営するWebサイト「Unity Learn」では、ツールのチュートリアルが公開されています。
「Unity Studio」のビジュアルスクリプティング機能「Logic」のUIを説明した画像(画像はチュートリアルより引用)
「Unity Studio」ベータ版は、2025年末まで無料で利用可能。Unity ID(Unityアカウント)でログインのうえ、公式ページよりアクセスできます。
なお、GA版(General Availability、一般提供)の利用価格は、ベータ期間が終了しGA版に移行した際に発表されます。
詳細は「Unity Studio」公式ページをご確認ください。
「Unity Studio」公式ページ