Epic Games Storeでゲーム内アイテムを販売できる「Epicウェブショップ」提供開始。ストアで未配信のゲームでもアイテムだけ売れる

Epic Games Storeでゲーム内アイテムを販売できる「Epicウェブショップ」提供開始。ストアで未配信のゲームでもアイテムだけ売れる

2025.10.03
ニュースEpic Games Store
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

この記事の3行まとめ

  • Epic Games Storeを通じてゲーム内アイテムを販売できるサービスが提供開始
  • Epic Games Storeで配信していないゲームのコンテンツも販売可能
  • 収益分配は、タイトルごとに年間売上100万ドル以内なら100%、それを超えると売上の88%を販売者が獲得できる

Epic Gamesは2025年10月3日(金)、Epic Games Storeを通じてゲーム内アイテムを販売できるサービス「Epicウェブショップの提供を開始しました。

Epicウェブショップ」は、Epic Games Storeのストアページに「Web Shop」タブとして実装され、ゲーム内アイテム・通貨などのコンテンツを直接販売できるサービス。

Epic Games Storeで配信していないゲームのコンテンツも販売可能。ただし仕様上、Epic Gamesアカウントの登録およびストアページ開設が必須となります。

すでにWeb版のEpic Games Storeで使用でき、モバイル版Epic Games Storeでは年内に実装を予定しています。

「Epicウェブショップ」が実装されたストアページのイメージ画像。「Overview」タブの右隣に「Web Shop」タブが追加されている(画像はEpic Games Storeニュースページより引用)

収益分配はゲームと同じ条件が適用され、タイトルごとの年間売上が100万ドル以下の場合は販売者が100%の収益を獲得でき、それを超えると売上の88%が収益として販売者に分配されます。

なおEpic Games StoreのQ&Aによると、ストアページでゲーム本体も販売している場合、年間売上はゲーム本体および「Epicウェブショップ」による売上額を合算したものが参照されるとのこと。

関連記事
6/1よりEpic Games Storeの販売手数料が改定。年間売上100万ドル以下のタイトルは手数料0%に
2025.06.04

決済システムとして、Epicアカウントの入金残高や、賞品購入時に支払額の一部がポイントとして還元される「Epic Rewards」にも対応。

なお「Epicウェブショップ」で販売するコンテンツは、Epic Games Storeでゲームを販売する際に利用できるプログラム「Epicファーストラン」および「ナウオンEpic」の適用対象外となります。

今回の発表に関してはプレスリリースEpic Games Storeニュースページを、「Epicウェブショップ」の詳細はこちらをご確認ください。

プレスリリース「Epicウェブショップのご案内」Epic Games Storeニュースページ

関連記事

6/1よりEpic Games Storeの販売手数料が改定。年間売上100万ドル以下のタイトルは手数料0%に
2025.06.04
Epic Games Storeの販売手数料、2025年6月より変更。年間売上100万ドル以下なら手数料が無料に
2025.05.02
「ゼロから始めるプロシージャル入門!」など、Epic Gamesが講演した技術セミナー「Epic Games Conference 2024」の講演資料が公開
2024.05.09
PCユーザー数は2億7,000万人を突破、無料ゲームは5億8,000万以上取得。2023年におけるEpic Games Storeの総括記事が公開
2024.02.21
Epic Games Storeでの収益分配が100:0になる2つの施策が開始。今後リリースされるタイトル向けの『EPICファーストラン』と、他ストアでリリース済みタイトル向けの『ナウオンEpic』
2023.10.20
PCユーザー数やプレイヤー消費額など「2022年 Epic Games Storeの総括」をEpic Gamesが公開。セルフパブリッシングの参考に
2023.03.11

注目記事ランキング

2025.09.27 - 2025.10.04
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

ローパスフィルター(Low-Pass Filter)
ローパスフィルター
  1. 電気信号のうち、指定した周波数(カットオフ周波数)以下の信号を通し、それより上を大きく低減させるフィルター。
  2. ゲーム開発において、基本的にはサウンド用語として用いられる。例として、特定のセリフをローパスフィルターによってくぐもった音に加工することで、隣の部屋や遮蔽物の後ろで話しているかのような表現を行うことができる。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!