この記事の3行まとめ
- 無償の統合型サウンドミドルウェア「CRI ADX LE」、Nintendo Switchをサポートすることが発表
- 「前年度の年商が1,000万円以下」などの条件を満たす事業者が利用できる
- 提供開始は2025年10月を予定。利用の際はNintendo Developer Portalより申込が必要
CRI・ミドルウェアは2025年9月17日(水)、小規模ゲーム開発事業者に向けた無償のサウンドミドルウェア「CRI ADX LE」をNintendo Switchに対応させることを発表しました。
本日13時にニュースリリースを発表いたしました。
インディーゲーム開発向け無償サウンドミドルウェア「CRI ADX LE」がNintendo Switchに対応、インディーゲームのマーケット拡大へhttps://t.co/O49hKVmUDW
— CRI・ミドルウェア公式 (@CRIWARE) September 17, 2025
「CRI ADX LE」は、同社が提供する統合型サウンドミドルウェア「CRI ADX」の無償版にあたるツール。
インディーゲーム開発者向けを謳ったツールで、「前年の年商が1,000万円以下」「コンテンツ売上1,000万円以内」などの条件を満たす事業者が利用できます。
UnityやUnreal Engine 5などに対応しており、音声再生の遅延低減やインタラクティブミュージックの設計ツールなど、ゲームのサウンド演出に関する実装をサポートする機能を備えています。
(画像は「CRI ADX LE」製品紹介ページより引用)
2013年より提供が続けられてきた同ツールが、このたびNintendo Switchをサポートすることが発表されました。
提供開始は2025年10月を予定。なお、利用の際はNintendo Developer Portalからの申し込みが必要です。ツールの利用条件は以下の通り。
- 前年度の年商が1,000万円以下の会社、または団体・個人であること
- ツールを使用した コンテンツの配信元が、開発者自身であること(開発者自らが販売権を保有していること)
- ツールを使用したコンテンツの売上が1,000万円以内であること(1,000万円を超えた場合、有償版である「CRI ADX」への移行が必要)
詳細は、ニュースリリース、「CRI ADX LE」製品紹介ページをご確認ください。
『インディーゲーム開発向け無償サウンドミドルウェア「CRI ADX LE」がNintendo Switchに対応、インディーゲームのマーケット拡大へ』CRI・ミドルウェア公式サイト「CRI ADX LE」製品紹介ページ