この記事の3行まとめ
- プログラミング不要のRPG制作ツール『RPG Developer Bakin』、正式版がリリース
- 装備枠の拡張やアイテム利用可能レベルの設定など、多くのアップデートが実施。新たな有料DLCも発売された
- 機能が制限された無料体験版も公開されている
スマイルブームは2025年8月28日(木)、プログラミング不要のRPG制作ツール『RPG Developer Bakin』の正式版をSteamでリリースしました。
これまで販売されていた早期アクセス版を購入していた場合は、アップデートを適用すると無料で正式版を利用できます。
『RPG Developer Bakin』は、プログラミングの知識不要で2D/3DのRPGなどを制作できるツール。
直感的な操作でマップを作成できる「マップエディター」、会話イベントや分岐処理などをノーコードで実装できる「イベントエディター」といった多岐にわたる機能を搭載。本ツールで制作したゲームは、有償・無償にかかわらずロイヤリティーフリーで配布できます。
ツール本体のほか、建物やキャラクターのリソースパックなど、約70にのぼるDLCも公開されています。
『【RPG Developer Bakin】トレーラー Ver. 3』
このたびリリースされた正式版では、両手武器の装着などを想定した装備枠の拡張やアイテムの利用可能なレベル設定といった新機能のほか、イベントエディターの改善など多くのアップデートが実施されました。
さらに有料DLCとして、本ツールで制作したゲームの多言語化をサポートする『Localization Toolkit』、素材からアイテムを作成するクラフト機能『Crafting System』、モジュラー式フェンスの3Dモデルパック『Modular Fence』も同日発売。
このうち、『Localization Toolkit』は公式サンプルである『Orb Stories』『Dungeon RPG Sample』にも適用され、ゲームの多言語機能を体験できます。
正式版のリリースに併せて、2025年9月12日(金)午前2時までセールも実施されています。
『RPG Developer Bakin』本体の価格が10%オフになるほか、対象の有料DLCが10%~30%オフされます。上記3種のDLCも、期間中は10%オフで購入可能です。
ツールの使用感を確認することを目的とした無料体験版も公開。体験版では、公開用ゲームデータの作成(自動実行形式のファイルへのエクスポート)やプラグインの使用が不可能であるなど、いくつかの制限が課されています。
なお、本ツールの今後のアップデート予定については、開発ロードマップにて紹介されています。
敵グループの設定やオートバトルの実装などが実装される予定(画像は『RPG Developer Bakin』公式Xより引用)
詳細は、Steamストアページおよび公式サイトをご確認ください。
『RPG Developer Bakin』Steamストアページ『RPG Developer Bakin』公式サイト