この記事の3行まとめ
- 「MetaHuman」をMaya上で使用できるツール「MetaHuman for Maya」がアップデート
- RBF(放射基底関数)ソルバなどを用いてモデル変形を制御できる「Pose Editor」が実装
- 「Character Assembler」など既存機能に関する改善も行われている
Epic Gamesは2025年8月6日(現地時間)、デジタルヒューマンフレームワーク「MetaHuman」をMaya上で使用可能とするツール「MetaHuman for Maya」をアップデートしました。
(画像はFabストアページより引用)
「MetaHuman」は、2025年6月に正式リリースされた、フォトリアルな人間キャラクターモデルを生成できるフレームワーク。
「MetaHuman for Maya」は、MetaHumanの正式リリースに併せてFabで公開。Mayaのツールを用いてMetaHumanのメッシュを直接編集でき、表情を細かくコントロールすることも可能です。
このたびのアップデートにより、従来「MetaHuman Creator」(※)単体では不可能であった、RBF(放射基底関数)ソルバなどを用いたモデル変形の制御を可能とする「Pose Editor」が実装。
※ 「MetaHuman Creator」はクラウドベースのブラウザアプリケーションとして提供されていたが、Unreal Engine 5.6のリリースに伴いアンリアルエンジン内に統合された
ヒューマノイドやファンタジー風の人間など、より幅広いデザインの人型キャラクターを制作できるとしています。
より高度なカスタマイズ性を備えたスケルトンメッシュも作成可能。「MetaHuman Creator」との互換性はないものの、「RigLogic」での使用に対応していると述べています。
(画像は公式フォーラムより引用)
そのほか、既存の機能「Character Assembler」や「Expression Editor」に関する改善も施されています。
アップデート内容の詳細は公式フォーラムをご確認ください。
MetaHuman for Maya Release | アンリアルエンジン公式フォーラム「MetaHuman」公式ページ