この記事の3行まとめ
- ピクシブ、「VRoid SDK for Unreal Engine 1.6.0」をリリース
- UE5.6のサポートに伴い、Enhanced Inputのアセットを変更するなどの更新が加えられた
- 自動でローカライズ設定を行うバッチファイルなども追加されている
ピクシブは2025年7月25日(金)、「VRoid SDK for Unreal Engine 1.6.0」をリリースしたと発表しました(以下、Unreal EngineはUEと表記)。
(画像はGitHubより引用)
「VRoid SDK for UE」は、VRoid Hub(※)に投稿された3DキャラクターモデルをUEに直接インポートし、アプリケーション開発に利用できるSDKです。
※ VRoid Studioなどで作成した3Dキャラクターモデルを投稿・共有できるプラットフォーム
2023年11月にPreview版が登場。2024年7月には正式版となる「バージョン1.0.0」がリリースされました。
従来バージョンで対応していたUE5.3/5.4/5.5に加え、「バージョン1.6.0」では新たにUE5.6をサポート。
それに伴い、Enhanced Inputのアセットがサードパーソンテンプレートのものから新規アセットに差し替えられたほか、アニメーションブループリントの参照先が「ABP_Quinn」から「ABP_Unarmed」に変更されました。
そのほか、ローカライズ設定を自動で行うバッチファイルが追加されたほか、VRMファイル読み込み時にログを表示する機能の有効/無効化をコンソールコマンドで変更可能になるなど、各種アップデートが施されています。
なお、「VRoid SDK for UE 1.6.0」を含むVRoid Hub API/SDKを使用する際は、個人情報や利用目的などの入力を伴う開発者登録が必要です。
アップデート内容に関する詳細は、GitHubリポジトリに掲載されたお知らせをご確認ください。
「VRoid SDK for Unreal Engine 1.6.0 リリースのお知らせ」GitHubリポジトリ