この記事の3行まとめ
- Unityの「Shader Graph」で作成したUIなどを収録したサンプルパック「UGUI Shaders」がリリース
- ボタンやゲージといったUIのほか、UI作成に活用できる50種類以上のサブグラフを収録
- UIを配置するスペースの幅や画面の解像度に応じて、UIのサイズなどが自動で調整される
Unity Technologiesより、Unityのシェーダー作成機能「Shader Graph」のサンプルパック「UGUI Shaders」がリリースされています。
(画像はUnity Discussionsより引用)
Shader Graphは、Unityに搭載されているノードベースのシェーダー作成機能です。
「UGUI Shaders」は、Shader Graphを用いて作成されたUIや50種以上のサブグラフを収録したサンプルパック。Unity 6において使用でき、導入の際はHDRPあるいはURPのパッケージのインストールが必要です。
ウィジェットやボタン、HPなどを表示できるゲージ、データ処理状況などを示すインジケーター、背景データなどを収録。これらのUIは、配置スペースのアスペクト比やディスプレイの解像度に合わせて、表示サイズなどが自動で調整されます。
UIを配置するスペースの縦幅・横幅に合わせて、適切なサイズでUIが表示される(画像はUnity Discussionsより引用)
UIの編集は外部ツールを介さず直接Shader Graphで行えます。
また、マウスホバーやアクティブ/非アクティブ状況、押下の有無といった情報を単一のシェーダーで扱うことができ、複数のUI画像を用意することなくさまざまな状態におけるUIを表示できます。
サブグラフは、グラデーションや図形パターン、アンチエイリアシングなどが含まれており、UI作成の効率化に活用できるとしています。
(画像はUnity Discussionsより引用)
なお、Unity Technologiesが公開しているYouTube動画にて、同サンプルパックの詳細や、サンプルとして含まれるサブグラフを用いて背景アニメーションを作成する手順などが紹介されています。
『シェーダーグラフ: UGUI シェーダー サンプル』
詳細はUnity DiscussionsやUnity公式YouTubeチャンネルの動画をご確認ください。
「Announcing the Shader Graph UGUI Shaders Sample」Unity DiscussionsYouTube動画『シェーダーグラフ: UGUI シェーダー サンプル』