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近代科学社は、計算機アルゴリズムの解説書籍『アルゴリズムイントロダクション第4版総合版』を発売します。総ページ数は1,144ページ、価格は19,800円(税込)。
本書は、アルゴリズムの学習における世界標準として好評を博しているという書籍『Introduction to Algorithms』の第4版を日本語訳したものです。
同社の書籍ページによると、発売日は2024年12月3日(火)。Amazon.co.jpなどで予約購入を受け付けています。
『Introduction to Algorithms』は、ダートマス大学名誉教授のThomas H. Cormen氏や、マサチューセッツ工科大学教授のCharles E. Leiserson氏ら4名により執筆された、アルゴリズムの学習用書籍です。アルゴリズムの数学的厳密さと包括性を兼ね備え、初学者から専門家まで幅広い層に向けた標準的な参考書として、世界中の大学で採用されたといいます。
このたび近代科学社より発売される『アルゴリズムイントロダクション第4版総合版』は、2022年4月に発売された『Introduction to Algorithms』第4版を和訳したものです。
同社はこれまで、原著の一部の章を和訳した『アルゴリズムイントロダクション第4版 第1巻/第2巻』を刊行してきました。それに対して同書は「総合版」と銘打たれ、原著の全7章(35項目)および付録A~Dまで全編を通して和訳されています。なお、本書の厚さは約5.5cm、体重約2kgであることが、近代科学社の公式Xにてポストされています。
『アルゴリズムイントロダクション 第4版 総合版』が完成いたしました!https://t.co/usKTDn4ZH1
厚さ約5.5cm、体重約2Kgです。発売まで今しばらくお待ちください。 pic.twitter.com/JSyO7pReS0— 近代科学社 (@kindaikagakusha) November 20, 2024
第3版からの改訂に伴い、2部グラフにおける各頂点のマッチングに関する問題「安定結婚問題」や、オンラインアルゴリズム、機械学習のアルゴリズムの項目が新設されているほか、練習問題が140個、章末問題が22個追加されるといった改訂が施されています。
各章のタイトルは以下の通り。
学部や大学院における講義資料や、専門家の手引書として同書を活用できるとしているほか、巻末には索引が掲載されており、数理用語の辞典としての価値も有すると述べています。
詳細は近代科学社の書籍ページをご確認ください。
『アルゴリズムイントロダクション第4版総合版』近代科学社公式書籍ページ