バンダイナムコスタジオが研究する「TrueHDRI」、新たに3種のアセットを公開。Blenderへインポートするマニュアルも提供

バンダイナムコスタジオが研究する「TrueHDRI」、新たに3種のアセットを公開。Blenderへインポートするマニュアルも提供

2024.11.11
ニュース
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

この記事の3行まとめ

  • バンダイナムコスタジオが研究する「TrueHDRI」、成果物として新たに3種類のアセットが公開
  • TrueHDRIは、ルックデブの信頼性を高めることを目標に研究されているHDRIアセット
  • アセットをBlenderにインポートして使用するためのマニュアルも、PDF形式で公開された

バンダイナムコスタジオは、同社が研究している「TrueHDRI」について、新たに3つのアセットを「TrueHDRI Library」で公開したことを発表しました。

TrueHDRIは、CG業界のルックデブの信頼性を高めるべく、現実世界のライティング環境をそのままキャプチャすることを目的として研究されているHDRIアセットです。

カラーマトリクスやホワイトバランスなど複数の項目で計測・補正し、輝度は絶対値、かつ太陽輝度も含めたダイナミックレンジを保持するとのこと。

(画像はバンダイナムコスタジオ 公式Xより引用)

今回公開された3つのアセットは、いずれも東京工科大学のキャンパス内で撮影されたもの。時間帯を昼・夕方・夜に分けて撮影しており、各時間帯の明るさの違いを確認できるとしています。

なお同社は、上記を含むTrueHDRIアセットBlenderにインポートする方法を記したマニュアルも公開しました。日本語と英語に対応したPDF形式で提供されており、TrueHDRIの技術紹介ページなどにて誰でも閲覧可能です。

詳細は、ニュース記事およびTrueHDRIの技術紹介ページをご確認ください。

TrueHDRI Library新たに3つを追加・マニュアル公開のお知らせTrueHDRI | 技術紹介

関連記事

スウェーデンのゲーム業界団体「Dataspelsbranschen」、2025年度の年次レポートを公開。国内業界収益が増加する一方、CPCネットワークのアプリ内課金規制方針に懸念も
2025.11.17
ユーザーの声を自動監視・AI分析するツール「Oreo」、スマホでの操作に対応。併せてSteamコミュニティの投稿も収集可能に
2025.11.17
Steamゲームの「Steam Machine/Frame」対応状況を確認できる「Verifiedプログラム」開始へ。詳細は近日中に発表予定
2025.11.14
Houdini公式カンファレンス「Houdini HIVE 東京編」、全8講演の動画が公開。UE&HoudiniでVATを破壊表現に使う方法など
2025.11.14
『モンハン』事例など全12講演や、「ゲムダン」コラボのインディーゲーム展示も。「CGWORLD 2025 クリエイティブカンファレンス」、11/23(日)に無料で開催
2025.11.14
Unreal Engine 5.7がリリース。AIアシスタントの実験的導入や、UE上でSkeletonを編集できる「Skeletal Editor」の更新など
2025.11.13

注目記事ランキング

2025.11.11 - 2025.11.18
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

パッケージ化
パッケージカ ゲーム開発において、ゲームの実行に必要なデータのみを、実行ファイルとそれに付随するデータの形式に変換すること。プラットフォームに合わせたファイルフォーマットに変換するほか、この段階でアセットファイルを再利用や改ざんすることができないように暗号化することが多い。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!