この記事の3行まとめ
Valveは2024年11月6日(水)、Steamのゲームプレイ映像を作成・共有するためのシステム「ゲームレコーディング」を正式にリリースしたと発表しました。
Game Recording is now out of beta and available for everyone! Learn more here: https://t.co/H5z6Reykmx pic.twitter.com/eytE9dOckQ
— Steam (@Steam) November 6, 2024
ゲームレコーディングは、Steamのゲームのプレイ映像を録画できる機能です。PCのほかSteam Deckにも対応した機能で、Steamタイトルに限らず、Steamオーバーレイの実行を許可している全てのゲームで利用できます。
同機能のベータ版が2024年6月27日(木)より提供されており、ユーザーから寄せられたフィードバックやバグレポートを受けて改善が施されていました。
このたび、2024年11月6日(水)にベータ版が終了し、同機能が正式にリリースされました。
ホットキーにより録画を手動で開始/停止するオンデマンド録画のほか、ゲームのプレイ開始から自動で録画を開始するバックグラウンド録画も利用できます。
バックグラウンド録画では、録画の上限時間や画質を設定できます。
録画中は「Steamタイムライン」が表示され、 録画状況の確認や巻き戻しなどが可能。また、タイムラインに対応したゲームでは、注目のゲームイベントが発生するとタイムライン上にイベントマーカーが生成されます。
また、録画から任意の箇所を切り取り、MP4形式で出力できるクリップ機能が搭載。クリップはローカルへのエクスポートや、共有用のURLの作成などもサポートしています。
「ゲームレコーディング」は、ベータ版公開以降のアップデートにより、ホットキーで瞬時にクリップを作成できる機能や、作品ごとに録画設定を保存できる機能などが追加されています。
また、クリップ映像のフレームレートやビットレート、解像度、コーデックを設定する機能も搭載されています。
なお、開発者向けの「Steamworks SDK」は、v1.60への更新に伴い「ゲームレコーディング」に対応しています。
また、映像のタイムラインに情報を追加するためのAPI「Steam Timelines」のドキュメントが公開されています。
「ゲームレコーディング」のそのほかの機能や、ベータ版からのアップデート内容など、詳細は「ゲームレコーディング」紹介ページやSteamサポートをご確認ください。
「ゲームレコーディング」紹介ページ「Steamゲームレコーディング」Steamサポート