オンラインマルチプレイの機能を実装できる「Photon Fusion/Quantum」、Webhookが無料で利用可能に

2024.10.30
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この記事の3行まとめ

  • Exit Gamesの「Photon Fusion」と「Photon Quantum」について、Webhookの無料提供が開始
  • Photon Fusion/Quantumは、オンラインゲームのリアルタイムマルチプレイ機能などが実装できるツール
  • 部屋の作成、プレイヤーの参加/退出、ゲームセッションの終了などのイベントに対するWebhookが利用可能

Exit Gamesは2024年10月25日(現地時間)、同社が提供するオンラインゲーム開発向けネットワークエンジン「Photon Fusion」と「Photon Quantum」について、専用のWebhook(※)を無料で提供開始しました。
※ Webアプリケーションやサービスで特定のイベントが実行された際、その更新情報を自動的に外部サービスへ通知する仕組み

(画像はPhotonengine Blogより引用)

「Photon Fusion」と「Photon Quantum」は、いずれもExit Gamesが提供するSaaS形式のサービスです。Unityなどで利用可能なSDKで、オンラインゲームのリアルタイムマルチプレイ・マッチメイキング機能を実装できます。

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このたび同社は、「Photon Fusion」と「Photon Quantum」で使用できるWebhookの無料提供を開始したとPhotonengine Blog上で発表しました。

デフォルトでは、部屋の作成やプレイヤーの参加/退出、ゲームセッションの終了といった一般的なイベントに対して、全てのユーザーが無料でWebhookを利用できます。また、Enterpriseサービスを契約しているユーザーには、ゲーム特有の複雑なワークフローへの対応といった高度なWebhook機能が提供されます。

各ツールでWebhookを利用する利点として、同ブログ記事では、ゲームセッション作成時に外部システムに対してリクエストを検証することによるセキュリティ強化や、「Photon Quantum」でリプレイデータの保存が可能になることが挙げられています。

そのほか、ゲーム中のプレイヤーのアクティビティの管理や、試合結果やマッチング履歴の記録、プレイヤーランキングの更新、報酬の配布といった活用例が語られています。

詳細はPhotonengine Blogをご確認ください。

「Webhooks Free now available for Photon Fusion and Quantum – 4 examples of webhooks」Photonengine Blog

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