SteamやXに加え、Discordも対象に。ユーザーの声を自動監視・AI分析するツール「Oreo(オレオ)」がアップデート

2024.10.22
ニュースAI
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

この記事の3行まとめ

  • ユーザーの投稿を自動監視するツール「Oreo」がアップデートされ、Discordの投稿データも収集可能に
  • Discordでゲームなどの公式コミュニティを運営している人に向けた機能
  • Discordのデータ収集はフリープランでは利用できず、有料プランにのみ対応している

AIQVE ONE(アイキューブワン)は2024年10月22日(火)、SNS自動監視ツール「Oreo(オレオ)」の機能をアップデートしたことを発表しました。

(画像はOreo公式サイトより引用)

Oreo」は、SNSの投稿を24時間体制で自動監視し、指定したワードの投稿数や投稿内容を調査し、AI分析できるツール。ゲームをリリースした後の反応を、効率よく調査するといった用途で活用可能です。

従来の監視可能なサービスはXとSteam(Steam App ID)でしたが、このたびDiscordが追加されました。

これにより、Discordのテキストチャンネルの投稿データを自動収集し、ポジティブ・ネガティブ・バグなどのカテゴリー分け、不正リンク通知といったことが可能に。Discordでゲームなどの公式コミュニティを運営する人をサポートできるとしています。

期間別に投稿数の推移を表示できる。ポジティブ・ネガティブ投稿の分析や、バグ報告の自動収集も可能(画像はOreo公式サイトより引用)

なお、本ツールは月額利用料が無料のプランと3種の有料プランが用意されており、Discordのデータ収集は有料プランでのみ利用可能です。

料金プランごとに利用可能な機能や対象SNSが異なる。不具合など緊急度の高い投稿を発見した際、自動で通知を送るチャット連携機能は、有料プランでのみ利用できる

詳細はプレスリリース公式サイトをご確認ください。

プレスリリース「Oreo」公式サイト

以下、プレスリリースからの引用です。


 

「エンタメ技術で未来を照らす」を理念に、ソフトウェア品質保証、メタバース/Web3サービス開発、セキュリティサービスの事業を展開するAIQVE ONE(アイキューブワン)株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山崎 太郎、以下AIQVE ONE)は、スマートフォンゲームやWeb アプリケーションのユーザーがSNSに投稿した感想・意見を自動で収集し、AIが分析するSNS自動監視ツール「Oreo(オレオ)[Our reaction observation tool]」の機能を一部アップデートしました。これにより、従来のX / Steamに加えて、Discordも監視が可能となります。

■ SNS自動監視ツール「Oreo」とは

サービスサイト: https://www.aiqveone.co.jp/test/oreo

「Oreo」は、サービスに関するユーザーの感想や意見をリアルタイムで把握できるツールです。ユーザー動向や市場動向の把握、スピード感を持ったサービス改善、市場不具合の早期発見等をするための情報収集が可能になります。自動で24時間検索、漏れなく正確に収集・分析を行うことで、複数のSNSに投稿された膨大なデータを手作業で一つ一つ検索してリストアップする必要がなくなるため、人的コストの削減を実現します。

■アップデート内容

(料金プラン表)

これまで「Oreo」の監視対象はX / Steamのみでしたが、今回のアップデートによりDiscordの監視も可能となります。 Discordのテキストチャンネルから自動で投稿データを収集し、ポジティブ・ネガティブ・バグなどのカテゴリー分けを行ったり、健全な運営を妨げる不正リンクを通知するなどさまざまな形での利用を可能にすることで、Discordの公式コミュニティを運営されている皆さまをご支援します。

※Discordのデータ収集は有料プランのみ対応しております。

<お問い合わせ>

お問い合わせは下記フォームよりお願いします。

■会社概要

AIQVE ONEは、ソフトウェア品質保証、メタバース/Web3サービス開発、セキュリティサービスを通じて、「エンタメ技術で未来を照らす」をビジョンに、社会全体のイノベーションに貢献してまいります。

会社名:AIQVE ONE株式会社(アイキューブワン)
所在地:〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-4-1 TUG-Iビル9F

HP:https://www.aiqveone.co.jp/
Facebook:https://www.facebook.com/AIQVEONE
X: https://x.com/AIQVE_ONE
※会社名・製品名・サービス名は、各社の登録商標または商標です。

関連記事

キャラクターの性格や言葉遣いを反映するAI翻訳エンジン「ELLA」を活用。デジタルハーツ、日本語/英語/中国語/韓国語に対応した翻訳サービスを提供中
2024.11.07
Unity製モバイルゲーム開発のテストをAIで自動化する「Playable!Mobile」、正式版がリリース。1か月間無料で利用可能
2024.11.05
M4 Pro/Maxチップ搭載&Thunderbolt 5対応モデルも登場した新型「MacBook Pro」、11/8(金)に発売
2024.10.31
Apple、M4/M4 Proチップ搭載の新型「Mac mini」を11/8(金)に発売。Thunderbolt 5対応モデルも登場。価格は94,800円(税込)から
2024.10.30
Apple、M4チップ搭載&Thunderbolt 4対応の「iMac」、11/8(金)に発売。価格は198,800円(税込)から
2024.10.29
UEの「Nanite」による高品質グラフィック処理をモバイルで実現。Qualcomm、モバイル向けチップセット「Snapdragon 8 Elite」を発表
2024.10.22

注目記事ランキング

2024.11.14 - 2024.11.21
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

フォワードシェーディング(Forward Shading)
フォワードシェーディング オブジェクト毎にライティングの計算を行い、その計算結果を描画するレンダリング手法。フォワードレンダリングともいう。ディファードシェーディング(Deferred Shading)に比べてポストプロセスの自由度は低いが、(何も物を配置しなかった際にかかる)最低限の描画コストが低く、アンチエイリアス処理などにおいてフォワードシェーディングの方が有効な分野も存在する。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!