VRoid Hubから3Dモデルを取得できるUE向けSDK『VRoid SDK for UE』が正式リリース。UE5.4への対応や、認証時のライセンス表示の更新を含むUIの一新など

2024.07.29
ニュースアンリアルエンジン
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この記事の3行まとめ

  • ピクシブ、『VRoid SDK for UE』正式バージョン1.0.0をリリース
  • 今回の正式リリースでUE5.4に対応。UE5.3も引き続きサポート対象
  • 認証時のライセンス情報表示が正式版になるなどUIの一新も

ピクシブは2024年7月26日(金)、「VRoid SDK for UE」の正式版となる『VRoid SDK for UE 1.0.0』のリリースを発表しました。

『VRoid SDK for UE』は、2023年11月2日にpreview版がリリースされたアンリアルエンジン向けのSDKです。VRoid Hubと連携し、同サービスで登録されたキャラクターを3Dモデルとして、アンリアルエンジンにランタイムで直接インポートすることを可能にします。

2024年1月にはバージョン「0.3.0」がリリースされ、対応モデルの拡大や、VRMダウンロード時の暗号化といったアップデートが行われていました。

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今回リリースされたv1.0.0では、Unreal Engine 5.4に対応。従来対応していたUnreal Engine 5.3も、引き続きサポート対象となります。

今回の正式リリースによりUIが一新されています。認証時に表示されるライセンス情報の内容が正式版に更新され、VRM1.0のライセンスにも対応しました。また、認証後のキャラクター選択タブの挙動も変更されるなど、さまざまな更新があります。

その他、一部の漢字表記が想定と異なっていた問題など、複数の不具合も修正されたとのことです。

なお、「VRoid SDK for UE 1.0.0」を含むVRoid Hub API/SDKの使用には、個人情報や利用目的などを入力し、開発者登録を行う必要があります。

アップデートの詳細は、GitHubリポジトリにあるお知らせをご確認ください。

VRoid SDK for UE 1.0.0 リリースのお知らせVRoid SDK for Unreal Engine 導入方法

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