この記事の3行まとめ
Maxonは2024年4月9日(火)、『ZBrush2023 + 2024の新機能まとめ』と題する動画をYouTubeで公開しました。
#ZBrush 2023 – 2024の主要な新機能をまとめて解説した動画を投稿いたしました!
こちらからご覧いただけます。https://t.co/UodLiFHc4L pic.twitter.com/2GB6Cjro7U
— ZBrush Japan (@MaxonZBrushJP) April 9, 2024
#ZBrush 2023 – 2024の主要な新機能をまとめて解説した動画を投稿いたしました!
こちらからご覧いただけます。https://t.co/UodLiFHc4L pic.twitter.com/2GB6Cjro7U
— ZBrush Japan (@MaxonZBrushJP) April 9, 2024
本動画では、ZBrushのバージョン「2023」「2023.1」「2023.2」「2024」それぞれで実装された機能を紹介しています。
ZBrush 2023では「スライムブリッジ」などが実装
ZBrush 2023では、Maxonが開発するレンダリングエンジン「Redshift」への対応や「Apple silicon」へのネイティブ対応が主要なアップデートとして挙げられました。
そのほか、1, 2か所のマスク間を有機的に接続し、粘性のある物体や血管のような表現ができる機能「スライムブリッジ」も紹介。
ギズモ位置を対称の中心とし、中心軸からずらして配置したオブジェクトをシンメトリーを保ったまま編集できる「ダイナミックシンメトリ」など、合計9つの要素が取り上げられました。
ZBrush 2023.1では「プロキシポーズ」が追加
マイナーアップデートとなるZBrush 2023.1については、一時的に低解像度のメッシュを作り、その変更内容を元メッシュに反映する「プロキシポーズ」にフォーカス。
同機能を用いることで、高解像度のメッシュに対しても大きな変形が適用できるとのこと。Dynameshを使用している高解像度のモデルや、サブディビジョンレベルの存在しない3Dスキャンデータなどに活用できるとしています。
ZBrush 2023.2では「Anchorブラシ」が実装
ZBrush 2023.2においては、「Anchorブラシ」の実装や、メッシュ上の指定した点同士を密着させる「コンタクト」の改良、Morphブラシにおけるモーフターゲットの事前設定が不要になるなどのアップデートが紹介されました。
Anchorブラシは、2つのポイントを基準に、移動や回転、スケールなどの変形を行う機能です。なお、ZBrush 2024で本機能の名称は「Anchor Classic」に変更されています。
ZBrush 2024では「類似に適用」機能などが導入
ZBrush 2024では、類似するトポロジーを持つメッシュすべてに同じ操作を適用する新機能「類似に適用」について解説。
また、サーフェスノイズに「Cinema 4D」で実装されているものと同様のノイズパターンが追加される、Anchor Classic(Anchorブラシ)でマスクの設定が不要となる、Knifeブラシで切り離したメッシュの保持が可能となるなど、既存機能の強化にも言及しています。
動画の概要欄には、各アップデートのパッチノートへのリンクが記載されています。
詳細は、『ZBrush2023 + 2024の新機能まとめ』をご確認ください。
ZBrush2023 + 2024の新機能まとめ | YouTube