「ZBrush 2023」から「ZBrush 2024」までの新要素を解説する公式動画が公開。「Anchorブラシ」や「スライムブリッジ」などの新機能をおさらい

「ZBrush 2023」から「ZBrush 2024」までの新要素を解説する公式動画が公開。「Anchorブラシ」や「スライムブリッジ」などの新機能をおさらい

2024.04.11
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この記事の3行まとめ

  • Maxonが「ZBrush2023 + 2024の新機能まとめ」と題する動画をYouTubeで公開
  • ZBrushの過去のアップデートで追加された機能をまとめて紹介
  • 粘性のある物体を表現できる「スライムブリッジ」など、各新機能について解説している

Maxonは2024年4月9日(火)、『ZBrush2023 + 2024の新機能まとめ』と題する動画をYouTubeで公開しました。

本動画では、ZBrushのバージョン「2023」「2023.1」「2023.2」「2024」それぞれで実装された機能を紹介しています。

ZBrush 2023では「スライムブリッジ」などが実装

ZBrush 2023では、Maxonが開発するレンダリングエンジン「Redshift」への対応や「Apple silicon」へのネイティブ対応が主要なアップデートとして挙げられました。

そのほか、1, 2か所のマスク間を有機的に接続し、粘性のある物体や血管のような表現ができる機能「スライムブリッジ」も紹介。

ギズモ位置を対称の中心とし、中心軸からずらして配置したオブジェクトをシンメトリーを保ったまま編集できる「ダイナミックシンメトリ」など、合計9つの要素が取り上げられました。

スライムブリッジ(画像は公式サイトより引用)

ダイナミックシンメトリ(画像は『ZBrush2023 + 2024の新機能まとめ』より引用)

ZBrush 2023の新機能紹介は0分20秒~

ZBrush 2023.1では「プロキシポーズ」が追加

マイナーアップデートとなるZBrush 2023.1については、一時的に低解像度のメッシュを作り、その変更内容を元メッシュに反映する「プロキシポーズ」にフォーカス。

同機能を用いることで、高解像度のメッシュに対しても大きな変形が適用できるとのこと。Dynameshを使用している高解像度のモデルや、サブディビジョンレベルの存在しない3Dスキャンデータなどに活用できるとしています。

プロキシポーズ(画像は『ZBrush2023 + 2024の新機能まとめ』より引用)

「プロキシポーズ」の紹介は14分27秒~

ZBrush 2023.2では「Anchorブラシ」が実装

ZBrush 2023.2においては、「Anchorブラシ」の実装や、メッシュ上の指定した点同士を密着させる「コンタクト」の改良、Morphブラシにおけるモーフターゲットの事前設定が不要になるなどのアップデートが紹介されました。

Anchorブラシは、2つのポイントを基準に、移動や回転、スケールなどの変形を行う機能です。なお、ZBrush 2024で本機能の名称は「Anchor Classic」に変更されています。

Anchorブラシ(Anchor Classic)(画像は『ZBrush2023 + 2024の新機能まとめ』より引用)

ZBrush 2023.2の新機能紹介は16分32秒~

ZBrush 2024では「類似に適用」機能などが導入

ZBrush 2024では、類似するトポロジーを持つメッシュすべてに同じ操作を適用する新機能「類似に適用」について解説。

また、サーフェスノイズに「Cinema 4D」で実装されているものと同様のノイズパターンが追加される、Anchor Classic(Anchorブラシ)でマスクの設定が不要となる、Knifeブラシで切り離したメッシュの保持が可能となるなど、既存機能の強化にも言及しています。

類似に適用(画像は『ZBrush2023 + 2024の新機能まとめ』より引用)

ZBrush 2024の新機能紹介は20分42秒~

動画の概要欄には、各アップデートのパッチノートへのリンクが記載されています。

詳細は、『ZBrush2023 + 2024の新機能まとめ』をご確認ください。

ZBrush2023 + 2024の新機能まとめ | YouTube

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