11インチでゲーミング・タブレット・ラップトップの3役をこなすPC「ONEXPLAYER X1」がテックワンより3月末発売。ポータブルeGPU「ONEXGPU」とあわせて予約受付開始

2024.01.31
注目記事周辺機器・ハードウェア
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テックワンは1月30日、インテルの最新CPUであるCore Ultraプロセッサーを搭載した3in1 PCの「ONEXPLAYER X1 国内正規版」を発表した。また、AMD Radeon RX 7600M XTを搭載し、ノートPCをパワーアップさせるポータブルeGPUONEXGPU 国内正規版」も併せて発表。どちらも同日より予約受付を開始し、3月30日に発売が予定されている。

本記事では、1月30日に開催された製品発表会の様子をレポートする。

TEXT / 松井 ムネタツ
EDIT / 田端 秀輝

ゲーミング、タブレット、ラップトップの3役を1台で

「ONEXPLAYER X1 国内正規版」はポータブルゲーミングPCモード、タブレットモード、ラップトップモードの3役を1台でこなせる、10.95インチの2.5Kスクリーン、高リフレッシュレート 120Hz のオールインワンデバイスだ。

着脱式コントローラーを本体の左右に接続し、ゲームを快適に遊ぶことも

タブレットモードは動画視聴に最適

別売りのキーボードがあれば、ビジネスもクリエイティブもバリバリこなせるラップトップモードに!

最新Intel CPUを搭載した「ONEXPLAYER X1」

発表会では最初に、中国のOne-Netbook創業者/CEOのJack Wang氏が登壇して「日本の皆さんにも喜んでもらえたら嬉しい」とコメントし、性能やサイズ、重量など苦労のすえに作り上げた製品であることをアピール。

One-Netbook創業者/CEOのJack Wang氏

次にインテルのマーケディング本部本部長の上野晶子氏がステージにあがり、「ONEXPLAYER X1」に搭載されたCore Ultra プロセッサーについて説明した。

Intel Core Ultra プロセッサーの機能紹介

インテル マーケディング本部本部長 上野晶子氏

Intel Core Ultra プロセッサーは昨年12月に発表され、AI処理向けのNPU(Neural network Processing Unit)を搭載したインテル最新のCPUである。GPUとしてIntel Arc graphicsも搭載されており、8基のXeコア、8基のレイトレーシングユニット、128基のベクトルエンジンにより、昨今の3D処理を多く使うゲームでも60fpsは難なく表示できそうだ。

ゲームの『スパイダーマン』で70fpsを実現している

800g以下を実現しながら高性能・長時間を実現

そんな最新CPUを積んだ「ONEXPLAYER X1」について、日本販売元であるテックワンの代表取締役・山田拓郎氏が登壇し、じっくりと解説を始めた。

本体サイズは、252mm×163mm×13mm789g(キーボード含まず)。10.95インチのモニタを搭載したモバイルPCとしては相当頑張ったサイズ、そして重量だ。仕事に使えてゲームもできて……と贅沢な使い勝手を目指しながらも、妥協せずに性能を詰め込みつつ、左右にコントローラーを接続したモバイルゲーミングスタイル(コントローラーは別売り。着脱可能)で遊べる重さとなっている。

10.95インチは思いのほか大きい

バッテリーはクラス最大容量の16,890mAhで、ゲームなら最大3時間以上の連続稼働を実現。質疑応答で記者から「バッテリー容量を減らしてもっと軽くしたモデルは出ないのか」という質問もあったが、本機は「ゲームを最大3時間できる」という利用シーンを想定したコンセプトのようで、現段階ではそういった軽量モデルは考えていないようだ。

バッテリーの大きさを表すスライドでは、半分近くをバッテリーが占めていた

USBやmicroSDカードなど豊富なインターフェース

ポート類を見てみよう。USB4 Type-C ×2、USB3.2 Type-A、microSDカードスロット、ONEXGPUが接続できるOCuLink、3.5mmマイク/ヘッドフォン兼用ジャックがある。USBのType-Cが2個、Type-Aが1個とUSB端子が多いのは嬉しい配慮だ。このサイズのものだとType-Cが1つだけ、というものも少なくない。

本体の左右それぞれにインターフェースが用意されている

キーボード(別売り)はキーピッチ17.5mm、キーストローク1.5mmとしっかりとテキストを打てるサイズ感を実現しつつ、バックライト付きというゲーミングっぽさもしっかりある。Webカメラも搭載されており、もちろん各種ビデオ会議に対応している。

しっかりと文章を書くのに苦ではないサイズ

デスクトップ並みに性能アップする「ONEXGPU」

「ONEXGPU」は、ノートPCに接続することでデスクトップ並みのグラフィック表現を可能にしつつ、内部にSSDスロットを備えたポータブルGPUボックスだ。

「ONEXGPU」にはファンが付いており、放熱対策も行われている

本機はAMD Radeon RX 7600M XTを搭載し、ノートPCなどのパフォーマンスを向上させてくれるスグレモノである。「ONEXPLAYER X1」とはOCuLinkで接続することが可能で、HDMI 2.1 ×2とDisplayPort 2.0 ×2を利用すれば、4面のマルチスクリーンも可能。さらには有線LANポートやUSB 3.2 Type-A ×2、M.2 2280 PCIe 3.0 スロットも搭載しており、さまざまな拡張が可能となってデスクトップPCのような扱いができるようになる。

単にグラフィックボードがパワーアップするだけでなく、インターフェースが一気に増える

最大4画面のマルチモニター出力が可能なのは嬉しい

「ONEXPLAYER X1」は4モデル用意

ということで、気になるのは「ONEXPLAYER X1」のお値段だろう。一番安いモデルで168,000円[税込]、一番高いモデルは価格268,000円[税込]となっている。その他のモデルや周辺機器、「ONEXGPU」の価格は以下のとおり。予約すると10%オフになるので、モバイルPCに興味がある方はじっくりとチェックしてみてほしい。

発表会会場にて展示されていた「ONEXPLAYER X1」

「ONEXPLAYER X1」で『パルワールド』と『ストリートファイター6』を遊んでいるところ。

【ONEXPLAYER X1 国内正規版】
Intel Core Ultra 5 processor 125H/ 16GB/ 1TB
3月末発売/価格168,000円[税込]/予約価格151,200円[税込]

Intel Core Ultra 7 processor 155H/ 32GB/ 1TB
3月末発売/価格208,000円[税込]/予約価格187,200[税込]

Intel Core Ultra 7 processor 155H/ 32GB/ 2TB/
3月末発売/価格218,000円[税込]/予約価格196,200円[税込]

Intel Core Ultra 7 processor 155H/ 64GB/ 4TB/
3月末発売/価格268,000円[税込]/予約価格241,200円[税込]

【専用カバーキーボード】
101英語キーボード配列
価格10,800円[税込]

【専用コントローラー】
価格10,800円[税込]

【専用コントローラーコネクター】
価格7,800円[税込]

【専用液晶保護フィルム】
価格1,500円[税込]

【専用ケース】
価格3,300円[税込]

【周辺機器特別セット】
専用カバーキーボード/ 専用コントローラー/ 専用液晶保護フィルム
価格9,680円[税込]

【ONEXGPU 国内正規版】
AMD Radeon RX 7600M XT/ 8GB/ M.2 2280PCIe3.0増設ポート
3月末発売/価格113,000[税込]/予約価格101,700円[税込]

One-Netbook公式ストア「ONEXPLAYER X1」One-Netbook公式ストア「ONEXGPU」ONEXPLAYER 日本公式サイト
松井 ムネタツ

パソコンゲーム雑誌、アーケードゲーム雑誌、家庭用ゲーム雑誌を渡り歩き、現在はフリーのゲーム系編集/ライター。マイベストゲームは『ウィザードリィ 狂王の試練場』で、最近だと『Forza Horizon』シリーズに大ハマリ。メインPCはAlienware Aurora。セガ・レトロゲーム系メディア「Beep21」副編集長をやりつつ、ボードゲームメディア「BROAD」編集長も兼任。

「BROAD」Webサイト

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