この記事の3行まとめ
The Khronos Groupは2023年12月7日(現地時間)、iOS向けのglTFビューワーアプリ『Khronos glTF Viewer』を発表し、App Storeで公開しました。価格は無料。
Khronos releases open-source iOS App for viewing glTF files!https://t.co/vRHzZBl7bv#apple #3D #glTF @glTF3D #opensource #iOS
— Khronos Group (@thekhronosgroup) December 7, 2023
Khronos releases open-source iOS App for viewing glTF files!https://t.co/vRHzZBl7bv#apple #3D #glTF @glTF3D #opensource #iOS
— Khronos Group (@thekhronosgroup) December 7, 2023
glTFは、WebGLなどのWeb API向けに設計されたファイルフォーマットです。
なお、glTFを策定したThe Khronos Groupは2023年12月11日(現地時間)、Alliance for OpenUSD(AOUSD)が提供するUSD(※)の拡張規格「OpenUSD」とglTFを連携することを発表しています。
※ Universal Scene Descriptionの略。異なるDCCツールで使用可能な、ジオメトリやマテリアル、カメラ、ライトなどを含む3Dシーンを保存したファイルフォーマット。Pixar Animation Studiosによって開発された
今回リリースされた『Khronos glTF Viewer』は、iOSデバイス内のglTF・glb(glTF-Binary)モデルを表示・閲覧できるアプリです。
モデルを単体表示できるほか、AR画面上にも表示可能。モデルの移動・ズーム・回転といった操作も行えます。
また、The Khronos Groupは本アプリのソースコードを、Apache 2.0ライセンスとしてGitHubで公開しています。これにより、ソースコードを活用した派生プロジェクトの開発や、商用利用などが可能です。
なお、ソースコードはglTF 2.0の基本機能と、物理ベースレンダリング(PBR)などを含む拡張機能がサポートされています。
『Khronos glTF Viewer』の詳しい情報は、Khronos Blogをご確認ください。
Khronos Releases Open-Source iOS App for Viewing glTF Files『Khronos glTF Viewer』App Storeページ