AIで実写映像の人物を3Dモデルに自動で置き換えるWebツール『Wonder Studio』、クローズドベータ版の申し込みを受付中

AIで実写映像の人物を3Dモデルに自動で置き換えるWebツール『Wonder Studio』、クローズドベータ版の申し込みを受付中

2023.04.06
ニュース3DCG
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

※2023/07/05 23時55分 追記

『Wonder Studio』のクローズドベータは終了し、誰でも利用可能になりました。

https://gamemakers.jp/article/2023_07_04_43002/

この記事の3行まとめ

  • WebベースのAIツール『Wonder Studio』のクローズドベータ版の申し込みを受付中
  • AIで実写映像から人物を検出し、3Dキャラクターに自動で置き換える
  • 俳優が演じる動きや表情、環境のライティングまで再現

Wonder Dynamicsは、3Dキャラクターを用いた実写シーンを自動的に制作するAIツール『Wonder Studio』の公式サイトにて、クローズドベータ版の申し込みを受け付けています。

WebベースのAIツール『Wonder Studio』を使うと、撮影した実写の映像から人物を検出して、指定した3Dキャラクターに置き換えられます。また、人物の動きや表情もモーションキャプチャによりアニメーション化され、3Dキャラクターに反映されます。

動きだけでなく、人物を切り抜くためのアルファマスクや、実写映像に基づいたライトなども自動的に生成されます。使用する3Dキャラクターは、デフォルトで用意されているモデルのほか、オリジナルのモデルも利用可能。

(画像は公式サイトより引用)

生成したデータは、既存のパイプラインへエクスポートが可能(画像は公式サイトより引用)

『Wonder Studio』の詳細やクローズドベータへの申し込みは、『Wonder Studio』公式サイトをご確認ください。なお、申し込み時に自身のポートフォリオのリンクを載せると、早くアクセスできる可能性が高まるとのこと。

『Wonder Studio』公式サイト

関連記事

『ゴジラ-1.0』のVFX制作を支えたHoudini。白組のエフェクトアーティスト 三宅 真司氏による解説動画、SideFXが公開
2025.04.24
バトルシーンのVFX作成テクニック、Aimingがブログ記事で解説。炎攻撃のビジュアル向上や砂煙が舞う演出などをUnityの「VFX Graph」で実現
2025.04.24
初音ミクと『Fit Boxing』がコラボ。公式イメージを守りつつ「スポーツするミク」を3Dで表現するためのモーキャプや衣装の工夫をレポート【GCC2025】
2025.04.23
リギングを自動化できるAIツール「UniRig」がオープンソース化。人型キャラクターや動物など、幅広い3Dモデルでスケルトン生成・スキニングが可能
2025.04.22
ソニー、mocopiからBlenderにリアルタイムでモーションデータを送れるプラグイン「mocopi Receiver Plugin for Blender」をリリース
2025.04.18
リアルな風景の撮影を楽しめるUE5製シム『Lushfoil Photography Sim』、開発者のインタビュー記事がEpic Gamesのブログで公開
2025.04.14

注目記事ランキング

2025.04.20 - 2025.04.27
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

フォグ(Fog)
フォグ 「霧」を意味する英単語。3DCGにおいて、現実の霧による見た目をシミュレーションする画面効果やエフェクトを指す。代表的なものとして、カメラから遠くにあるオブジェクトの色調を変化させることで遠近感を出す手法がある。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!