Unreal Engine 5.1のロードマップが公開。多数の機能の機能改善、パフォーマンス最適化に加え複数の新機能が追加予定

2022.08.18
ニュースアンリアルエンジン
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この記事の3行まとめ

  • Unreal Engine 5.1のロードマップが公開
  • LumenやNaniteを始め、多くの機能改善、サポート範囲の拡大やパフォーマンスの効率化を予定
  • PSO自動収集機能、Strataマテリアルなどの新機能も複数追加される

Epic GamesUnreal Engine 5.1(以下、UE5.1)への最新パブリックロードマップをProductboardで公開しました。

ロードマップの中ではLumenNaniteといったUnreal Engine 5で追加された機能の改善や効率化、サポート範囲の拡大などがアナウンスされています。

Lumenはコンソールでの60fpsを目標としたパフォーマンス改善がなされる予定。またフォリッジへのサポートも改善されるようだ

Naniteは詳細未定としながらもマスクマテリアルや両面フォリッジ、ワールドポジションオフセットへの対応を目指しているとのこと

また、ヒッチング(※1)を回避するために行われるPSOキャッシュ(※2)の自動収集機能が実装予定であることも公開されました。これによりPSOの最適化や開発者の負担軽減に繋がるとしています。

※1 プレイ中に画面が一時停止し、カク付きが生じること

※2  事前に作成したリストから起動直後にシェーダーコンパイルを行い、結果を使い回すことでヒッチングを回避する機能

この他にも広い範囲での多数の既存機能の改善や、UE5.1から追加予定の新機能も複数紹介されています。

実験段階でありながら、新しいマテリアルシェーディングモデルであるStrataマテリアルも追加予定

コントロール・リグでは完全なプロシージャル・リギングが計画されているようだ

PCかつディファードレンダリングのみだが、XRでNaniteとLumenの初期サポートが予定されている

ジオメトリ機能についてはジオメトリスクリプトのプラグインが実験段階からベータ版へと移行し、多くの機能が拡張されている

より詳しい情報はUnreal Engine 5.1ロードマップのページをご確認下さい。

『Unreal Engine 5.1』ロードマップのページ

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