この記事の3行まとめ
- 『AWS GameKit』がAndroid、iOS、MacOS用ゲームに対応
- 公式サイトから直接ダウンロードか、マーケットプレイスからも入手可能
- サインインや進行状況のクラウド保存、アチーブメントなどが簡単に実装可能に
2022年5月5日、Amazon Web ServicesがAWS GameKitのAndroid、iOS、MacOS用ゲームへの対応を発表しました。従来対応していたWIN64に加え、対応プラットフォームが一気に拡充された形になります。
AWS GameKitは、Unreal Engineから直接、AWSを利用したマルチプレイゲーム機能を構築できるようにするツールセットです。対応プラットフォームの拡張に併せて、AWS GameKitのアップデートも行われました。
- アイデンティティと認証:各プレイヤーに固有の ID を作成し、プレイヤーがゲームにサインインできるようにします。プレイヤーのアイデンティティを照合し、プレイヤーセッションを管理します。
- アチーブメント:プレイヤーが獲得したゲーム関連の報酬を作成し、追跡できます。
- ゲーム状態のクラウド保存:プレイヤーのゲーム進行状況の同期コピーをクラウドに保存し、セッションをまたいでゲームプレイを再開できるようにします。
- ユーザーゲームプレイデータ:インベントリ、統計、クロスプレイの維持といった、各プレイヤーのゲーム関連データを管理します。
AWS GameKit の詳細とダウンロードは、 AWS GameKit のウェブサイトまたは GitHub Repository から行うことが可能です。また、マーケットプレイスから入手可能なUnreal Engine用AWS GameKitプラグインを使用すると、クラウドで接続されたゲーム バックエンド機能を簡単に導入できるとのこと。
また、今後のリリースでもUE5との連携を強化していく旨が告知されています。
『AWS GameKit』 アップデート紹介記事AWS GameKitプラグイン ダウンロードページ