この記事の3行まとめ
- 『GUILTY GEAR -STRIVE-』の戦闘システム「ウォールブレイク」の設計思想を解説した動画、アークシステムワークスが公開
- 「ウォールブレイク」は、ステージ端で大技や連続技を決めると「壁」を破壊して相手を吹き飛ばし、別エリアに移動するというシステム
- 要素の肥大化を防ぎつつ最新作ならではの象徴的なシステムを実現した背景などが語られている
アークシステムワークスは2026年2月25日(水)、『ウォールブレイク設計の裏側 ゲームデザイン解説 前編』と題した動画を公開しました。
『GUILTY GEAR』シリーズ最新作である『GUILTY GEAR -STRIVE-』で実装された独自システム「ウォールブレイク」の誕生経緯や要件定義などを紹介しています。
『ウォールブレイク設計の裏側 ゲームデザイン解説 前編』
「ウォールブレイク」は、対戦相手をステージの端に追い込んで大技や連続技を決めると、ステージの「壁」を破壊して相手を吹き飛ばし、別エリアに移動して戦闘を仕切り直すというシステム。
壁の破壊と併せて追加ダメージを与えられるほか、攻撃力上昇といった恩恵が受けられます。また攻撃を受ける側としては、壁際で一方的に攻められるという不利な状況を脱却する糸口となります。
「ウォールブレイク」イメージ(画像は『GUILTY GEAR -STRIVE-』公式サイトより引用)
『GUILTY GEAR』シリーズでは長らく初心者の参入障壁の高さが懸念されてきましたが、その要因として挙げられる「連続技などを覚えるコスト」などは一方において、他作品との差別化をなすシリーズ独自の魅力を形成していました。
また『GUILTY GEAR -STRIVE-』はシリーズ最新作ゆえにタイトルを象徴する新規バトルシステムの導入が望まれていましたが、システムを肥大化させすぎるとユーザーに敬遠される恐れがあるため、単純に新要素を追加することは躊躇われました。
そうした事情を加味して、本作では「既存システムを変更・再定義する」「特殊な操作ではなく“現象”を追加する」という方針のもと、「見た目は簡単そうだが、プレイするとやり応えがある」システムとしてウォールブレイクが考案されました。
(画像はYouTube動画よりスクリーンショットで引用)
ウォールブレイクが考案された最大の目的は、以前から『GUILTY GEAR』シリーズに対して抱かれてきた「画面端で一方的に攻撃を続けている」という印象を払拭すること。
それを実現するべく、「一定条件で壁が破壊されて別エリアに移動する」「戦闘を仕切り直す」「爽快感や戦術的メリットを与える」「視覚的に伝わりやすい演出」という要件が立てられました。
動画では、一連の課題を解決するためにステージ全体をループ構造にしたことや、それがゲームデザインにもたらした効果などについて語られています。
詳細はYouTube動画をご確認ください。
ウォールブレイク設計の裏側 ゲームデザイン解説 前編 | YouTube『GUILTY GEAR -STRIVE-』公式サイト