水冷対応ポータブルゲーミングPC「OneXFly APEX 国内正規版」&日本語配列キーボード搭載UMPC「TENKU Pocket 8」発表。2/24(火)まで特別割引で購入可能

水冷対応ポータブルゲーミングPC「OneXFly APEX 国内正規版」&日本語配列キーボード搭載UMPC「TENKU Pocket 8」発表。2/24(火)まで特別割引で購入可能

2026.02.19
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天空は2026年2月19日(木)、水冷ボックスと接続できるポータブルゲーミングPC「OneXFly APEX」国内正規版と、日本語配列のキーボードを搭載した小型PC「TENKU Pocket 8」の発表披露会を開催した。

いずれも2月24日(火)9時59分まで特別割引価格で予約可能。「OneXFly APEX」は2万円引の329,800円(税込)から、「TENKU Pocket 8」は1万円引の84,800円(税込)で購入できる。

TEXT / 松井 ムネタツ
EDIT / 浜井 智史

目次

「OneXFly APEX」(右)と「TENKU Pocket 8」(左)

ハンドヘルドながらデスクトップに迫るスペック「OneXFly APEX」

「OneXFly APEX」は、One-Netbook社が開発した8インチディスプレイ搭載のポータブルゲーミングPCだ。

プロセッサーはAMDの「Ryzen AI Max+ 395」を採用し、16コア/32スレッド構成。GPUは「AMD Radeon 8060S」で、ポータブル機としてはデスクトップ用単体GPUに迫る性能を誇る。

AI機能の処理性能に関しては、50TOPSの演算速度を持つNPUを搭載している。

本機の特徴は、別売りの外部水冷ボックス「Frost Bay」(税込29,800円)との接続による冷却システムに対応していること。

ポータブルゲーミングPCにおけるアキレス腱のひとつは熱だ。高負荷による発熱が続けば、次第に処理速度は低下していく。本機はFrost Bayによって拡張された物理的な冷却能力を発揮して、最大TDP120Wでの動作を実現する。空冷でもパフォーマンスは十分だが、Frost Bayと組み合わせることで高負荷でもデスクトップPCに近い安定した連続プレイが可能となる。

なお、先日紹介したゲーミングノートPC「OneXPlayer Super X」もまたFrost Bayに対応している。「OneXFly APEX」とどちらを選択するかは、普段ゲームを遊ぶスタイルなどに応じて決めるとよいだろう。

ディスプレイは8インチのネイティブランドスケープディスプレイを搭載。解像度は1,920×1,200(16:10)、リフレッシュレートは120Hz、輝度500nitと、ポータブル機では最高クラスのスペックを誇る。Adaptive-Syncにも対応しており、激しいアクションシーンでもティアリング(映像のズレ)を抑えた滑らかな描画を実現する。

「ROG Xbox Ally」で初搭載されたフルスクリーンエクスペリエンスが「OneXFly APEX」でも体験できる

バッテリーは着脱可能。自宅ではFrost Bayと外部モニターにつないでデスクトップのように扱い、外出時はバッテリーを装着してポータブルデバイスに切り替えるという柔軟な運用ができる。連続駆動時間はカタログ値で約5時間としており、別売の予備バッテリーを持ち歩けばさらに長持ちさせることが可能だ。

バッテリー接続時の重量は1kgを超える(お披露目会で量ったときは1,170g)。実際に手に持つと、それなりにずっしりとした手応えがあった。長時間持ち続けるのは負担になるかもしれないが、別売りでバッテリーと本体をつなぐケーブルが発売予定なので、重さが気になる場合はこうした周辺機器を使うのもアリだろう。

バッテリーは背面に装着する

バッテリーを取り外したところ。電源ケーブルを差し込まないと起動しない(本体にはバッテリーが内蔵されていない)

価格は、AMD Ryzen AI MAX+395 / 48GB / 1TBの標準モデルが349,800円(税込)、Frost Bay接続対応版が359,800円(税込)。なお、2月24日(火)午前9時59分までに予約すれば、2万円引きの特別価格が適用される。発売は2026年3月中旬の予定だ。

8インチのハンドヘルド機という点では「MSI Claw 8 AI+」、バッテリーが着脱可能であるという側面では「GPD WIN 5」あたりが比較対象となるかもしれない。それらと比べると本機は価格帯が高いが、水冷ボックスによる120Wの高出力が可能という部分をどう評価するかが選択の分かれ目となるだろう。

「OneXFly APEX」主な仕様

プロセッサー AMD Ryzen AI Max+ 395 / AMD Radeon 8060S Graphics
アーキテクチャ 16× Zen 5 / 16コア/32スレッド
ベースクロック 3.0GHz / ブーストクロック 最大5.1GHz
L3キャッシュ 64MB / TDP 45〜120W
グラフィックス コンピュートユニット 40 CU / 動作周波数 2900 MHz
AMD Free Sync 対応
NPU(AIエンジン) AMD Ryzen AI Engine
AI演算 50 TOPS / 総合演算性能 126 TOPS
OS Windows 11 Home
メモリ 48GB
LPDDR5X / 8000 MT/s
ストレージ 1TB
M.2 2280 PCIe 4.0 ×4 SSD
ディスプレイ 8インチ,ネイティブランドスケープディスプレイ
解像度 1920×1200 / リフレッシュレート 120Hz(VRR対応)
輝度 500nit / 色域 100% sRGB / アスペクト比 16:10
生体認証 電源ボタン一体型指紋認証対応
ジョイスティック 静電容量式ジョイスティック
RB/LB 押下ストローク 1mm
RT/LT 背面トグルスイッチで切替可能
ロングスロー 8mm / ショートスロー 2mm
モーター ハプティックモーター
デュアルリニアランブルモーター(左/右)
ジャイロスコープ 6軸センサー(3軸ジャイロ+3軸加速度センサー)
冷却機構 デュアルファン+高効率銅製サーマルモジュール
ファン回転数 5400RPM / 銅フィン面積 47,200mm²
純銅製ヒートパイプ 4本
インターフェース 1×USB4 Type-Cポート
1×USB 3.2 Type-Cポート
1×USB 3.2 Type-Aポート
1×Mini SSDスロット
1×microSD 4.0カードスロット
1×DC電源ジャック
1×3.5mmオーディオジャック
Wi-Fi Wi-Fi 6E
Bluetooth Bluetooth 5.2
オーディオ Harman認証デュアルステレオスピーカー
8Ω / 1W
専用アプリ OneXConsole コントロールソフトウェア
本体寸法 約290.15 × 123.5 × 22.5mm
本体重量 標準モデル 約699g
水冷対応モデル 約769g
価格 スタンダード版 349,800円(税込) ※先行予約価格329,800円(税込)
水冷版 359,800円(税込) ※先行予約価格339,800円(税込)
「OneXFly APEX」製品ページ

小さいながらも長時間駆動が魅力の「TENKU Pocket 8」

同日発表された「TENKU Pocket 8」は、天空の自社ブランド製品として2月26日(木)に発売される8インチのUMPCだ。こちらは「Intel Core i3-N305(8コア)」と16GB LPDDR5メモリを搭載しており、ゲーミング用途というよりモバイルワーク向けとして位置づけられる。

こちらもディスプレイは8インチ。本体の左右幅は20cm程度

同クラスのUMPCの多くが英語配列キーボードを採用するなか、本機は日本語配列を採用。外出時に急なメール対応が必要になっても、英語配列と違ってキー配列の違和感なくスムーズにタイピングできる実用性は、国内ユーザーには刺さるポイントのひとつだろう。

バッテリーにも注目。容量が3,800mAhというのは昨今のノートパソコンとしては小さい部類だが、最大駆動時間で約6時間(カタログ値)という数値は、外出時にパソコンを持ち歩きたい人にとって心強いはず。

ディスプレイが360度回転するヒンジを備えており、ノートPCモード、タブレットモード、テントモードと用途に応じて使い分けられる点も特徴だ。重量は約658g、サイズは幅200.6mm×奥行き130.6mm×高さ17.9mm。

価格は94,800円(税込)で、2月24日(水)午前9時59分までに予約することで、早期購入者特典として10,000円引きの84,800円(税込)で提供される。

筐体は2019年に発売された「CHUWI MiniBook」のデザインを踏襲している

「TENKU Pocket 8」主な仕様

プロセッサー 第12世代 インテル Core i3-N305
8コア/8スレッド / 周波数 最大3.80GHz(1コア動作)
グラフィックス Intel UHD Graphics
32EU / 周波数 最大1.25GHz
OS Windows 11 Pro
メモリ 16GB(LPDDR5)
ストレージ 512GB SSD(M.2 2280 PCIe)
ディスプレイ 8インチ / 1920×1200 / IPS液晶タッチスクリーン(10点マルチタッチ)
キーボード 日本語配列キーボード
マウス 光学式トラックポイント
カメラ フロントカメラ 200万画素
スピーカー ステレオスピーカー内蔵
インターフェース 1×Mini HDMI 1.4 ポート
1×フル機能 USB Type-C
1×USB 3.2 Gen2 Type-A(左面)
1×USB 3.2 Gen1 Type-A(右面)
1×microSD カードスロット
1×3.5mm ヘッドホン/マイク コンボジャック
バッテリー 3800mAh(リチウムイオンバッテリー / 7.6V)
最大 約6時間使用可能
※使用環境により時間は異なります
電源 ACアダプター Type-C(3.42A)/ PD互換36W以上
Wi-Fi Wi-Fi 6(802.11 ax)
Bluetooth Bluetooth 5.2
本体寸法 約206 × 132 × 17.9mm
本体重量 約658g
価格 94,800円(税込) ※先行予約価格84,800円(税込)
「TENKU Pocket 8」製品ページ

ゲーム向けとビジネス向け、それぞれに特化した2機種

「OneXFly APEX」は「ポータブル機でデスクトップ級の性能を得たい」要求に水冷オプションという形で応えたゲーミングマシンだ。一方で「TENKU Pocket 8」は「日本語配列でちゃんと使えるUMPCが欲しい」需要への回答といえる。

同じ8インチという画面サイズを持ちながら、両製品のアプローチはまったく異なる。どちらも気になるハードであるなら、天空が運営するモバイルPC専門店「ハイビーム」で実際に触れてサイズ感や重量感を味わってほしい。

「OneXFly APEX」製品ページ「TENKU Pocket 8」製品ページ
松井 ムネタツ

パソコンゲーム雑誌、アーケードゲーム雑誌、家庭用ゲーム雑誌を渡り歩き、現在はフリーのゲーム系編集/ライター。マイベストゲームは『ウィザードリィ 狂王の試練場』で、最近だと『Forza Horizon』シリーズに大ハマリ。メインPCはAlienware Aurora。セガ・レトロゲーム系メディア「Beep21」副編集長をやりつつ、ボードゲームメディア「BROAD」編集長も兼任。

「BROAD」Webサイト

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