この記事の3行まとめ
- Epic Gamesが、Unreal Engine 5.7の新機能「Nanite Assemblies」に関する公式チュートリアルを公開
- USD(Universal Scene Description)を用いてNanite Assembliesの構造を定義し、Houdiniでデータを構築する手法を解説
- フォリッジなどの大量のインスタンスを含むアセットを効率的に管理・最適化するワークフローが学習可能
Epic Gamesは2026年1月14日(現地時間)、Unreal Engine 5.7の新機能「Nanite Assemblies」のワークフローを解説した公式チュートリアル記事を、Epic Developer Communityにて公開しました。
(画像はチュートリアル記事より引用)
「Nanite Assemblies」は、Unreal Engine 5.7で導入された最適化機能です。樹木の枝葉など、同一のメッシュを繰り返し利用して構成されたインスタンスのレンダリングを効率化し、メモリ使用量の削減とレンダリング負荷の軽減を実現します。今回公開されたチュートリアルは、このNanite Assembliesを、Houdini等の外部DCCツールからUSD(Universal Scene Description)ファイル形式を利用してUnreal Engineにインポートするためのパイプライン構築を目的としています。
(画像はNanite Assembliesの紹介記事より引用)
第1部の「Scene Structure」では、Nanite Assembliesとして認識される正しいUSDの階層構造について解説されています。アセンブリを構成するコンポーネントの定義方法や、Unreal Engineのインポーターが解釈できるスキーマ(データ構造の定義)の設定など、USDファイルを構築する際の技術的な仕様を学ぶことができます。これにより、開発者は独自のパイプラインに合わせたUSDエクスポーターの実装や、アセット管理のルール策定が可能になります。
(画像はチュートリアル記事より引用)
第2部の「Houdini Tutorials」では、具体的な実装例としてHoudiniの「Solaris」機能(USDのレイアウト・ライティング環境)を使用したワークフローを取り上げています。ここでは、Houdini内で作成したアセットをUSDとして構成し、Nanite Assembliesに適した形式で出力する手順を紹介。Houdiniのプロシージャル機能を活用して、複雑な階層構造を持つアセットを効率的に生成・管理する方法が示されています。
(画像はチュートリアル記事より引用)
また、記事中では、チュートリアル用に生成されたHoudiniファイルも同梱されています。なお、チュートリアルにはUE 5.7以降、及びHoudini 20.5.654またはHoudini 21.0.512以降のバージョンの利用が推奨されています。
詳細は、チュートリアル記事本文をご確認ください。
Nanite Assemblies in USD: Part 1 - Scene Structure | Epic Games Developer CommunityNanite Assemblies in USD: Part 2 - Houdini Tutorials | Epic Games Developer Community