この記事の3行まとめ
- 技術評論社、『Vulkan実践入門 グラフィックスの基礎からレイトレーシング、メッシュシェーダーまで』を2025年10月27日(月)に発売
- グラフィックスAPI「Vulkan」を用いた描画処理の実装方法を学べる書籍。執筆者はセガの山田英伸氏
- メッシュやテクスチャの描画、テッセレーションやコンピュートシェーダーの使い方などを全12章&付録5点で解説している
技術評論社は2025年10月27日(月)、グラフィックスAPI「Vulkan」の解説書『Vulkan実践入門 グラフィックスの基礎からレイトレーシング、メッシュシェーダーまで』を発売しました。
総ページ数は512ページ、価格は4,950円(税込)です。
【新刊】2025年10月27日発売『Vulkan実践入門 グラフィックスの基礎からレイトレーシング、メッシュシェーダーまで』本体4,500円+税,山田英伸 著,GPUを制御する最新の低レイヤーAPIを手を動かして理解しよう。https://t.co/nrrTk0EA8u pic.twitter.com/XGil2YzWtW
— 技術評論社販売促進部 (@gihyo_hansoku) October 7, 2025
【新刊】2025年10月27日発売『Vulkan実践入門 グラフィックスの基礎からレイトレーシング、メッシュシェーダーまで』本体4,500円+税,山田英伸 著,GPUを制御する最新の低レイヤーAPIを手を動かして理解しよう。https://t.co/nrrTk0EA8u pic.twitter.com/XGil2YzWtW
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「Vulkan」は、OpenGLの後継規格として「Khronos Group」が策定した、低レイヤーのGPU制御を行うグラフィックスAPI。マルチプラットフォームやGPGPU(※1)に対応していることなどを特徴としています。
※1 GPUを描画処理以外の汎用的な計算処理で活用する技術
本書は、グラフィックスAPIやVulkanの基礎知識や、VulkanでGPUプログラミングを行う方法などを実践的に学習できる入門書。執筆者は、セガ所属のエンジニアである山田英伸氏。
(画像は技術評論社の書籍ページより引用)
(画像は技術評論社の書籍ページより引用)
本書は12章および5つの付録で構成。
グラフィックスAPIの歴史やVulkanが策定された経緯などを紹介したのち、Vulkanでテクスチャやメッシュを描画する手順や、テッセレーション(※2)やコンピュートシェーダー(※3)などの定義や使い方といった、グラフィックス処理の実装方法を解説しています。
※2 ポリゴンを細かく分割することで3Dモデルのディテールを向上させる作業工程のこと
※3 GPU上で汎用的な計算処理を行うためのシェーダー
各章と付録のタイトルは以下の通り。
- 第1章 Vulkan概要
- 第2章 ウィンドウの表示
- 第3章 ポリゴンの表示
- 第4章 3Dポリゴンの表示
- 第5章 テクスチャの表示
- 第6章 モデル(ポリゴンメッシュ)の表示
- 第7章 テッセレーション
- 第8章 コンピュートシェーダー
- 第9章 メタローダーを使う
- 第10章 レイトレーシング
- 第11章 メッシュシェーダーパイプライン
- 第12章 RenderDocによるデバッグ
- 付録A タイムラインセマフォ
- 付録B レンダーパスを使う描画
- 付録C Vulkanプロファイル
- 付録D Windows向け開発環境の設定
- 付録E 他のプラットフォームへ対応する
詳細は技術評論社の書籍ページをご確認ください。
『Vulkan実践入門 グラフィックスの基礎からレイトレーシング、メッシュシェーダーまで』技術評論社書籍ページ