Megascansアセット300製品以上がリリース。「Fab」がEpic Games Launcherに搭載された記念として

Megascansアセット300製品以上がリリース。「Fab」がEpic Games Launcherに搭載された記念として

2025.09.18
ニュース3DCGマーケットプレイス
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

この記事の3行まとめ

  • マーケットプレイス「Fab」がEpic Games Launcherで利用可能に
  • 併せて、Quixelが300種類以上のMegascansアセットをリリース
  • なお2025年6月より、Fabの基準を満たさず廃止となったMegascansアセット600GB以上が無料公開中

2025年9月15日(現地時間)、Epic Gamesが運営するマーケットプレイス「Fab」をEpic Games Launcherから利用可能となったことが発表されました。

それに伴い2025年9月16日(現地時間)、「Quixel Megascans」(以下、Megascans)の新たなアセット300種類以上「Fab」でリリースされました。

MegascansはQuixelが提供するアセットライブラリで、3Dスキャン技術で制作されたモデル・マテリアルなどを取り揃えています。

なお2024年10月にFabがリリースされて以降、MegascansアセットはFabに移行され、その大半が有料化されています。

関連記事
UE/Unity/DCCツールなどで使えるコンテンツが並ぶ。Epic Games、統合コンテンツマーケットプレイス「Fab」をリリース
2024.10.23

このたび同社は、Epic Games Launcher上で直接「Fab」を利用可能となったことに併せて、新たにMegascansアセット300種類以上をリリースしました。

製品の一部が同社公式ブログ記事で紹介されており、廃墟となった教会や、自動車のスクラップ、浜辺に散乱する流木や貝殻などのアセットが取り上げられています。

(画像はQuixelブログ記事より引用)

(画像はQuixelブログ記事より引用)

(画像はQuixelブログ記事より引用)

廃止されたMegascansアセット600GB以上が無料公開中

従来のMegascansアセットのうち「Fabの品質基準を満たしていない」とされた一部製品はFabへ移行されず、ライブラリとしての提供が廃止されています。

該当するアセットの一覧表が、2025年6月23日(現地時間)よりFabのサポートページで公開中。また同ページより、それらのアセットを無料で一括ダウンロード可能です(ファイルサイズは600GB以上)。

青字で書かれた「this」というアンカーテキストをクリックすることでアセットをダウンロードできる(画像はFabのサポートページのスクリーンショット)

このたびリリースされたMegascansアセットに関する詳細は、Quixelのブログ記事をご確認ください。

「The Quixel Megascans mega release has landed!」Quixel公式ブログ「Quixel提供アセット一覧」Fab

関連記事

UE5標準物理エンジン「Chaos」最適化テクニック、Epic Gamesが解説。コリジョン判定や剛体シミュレーションの負荷軽減など
2025.10.30
『WIND BREAKER 不良たちの英雄譚』のアート開発秘話、Aimingがブログで公開。モデルやモーションに込めたこだわりを解説
2025.10.29
コンストレイントを用いた関節制御・ツイストボーン作成方法など。『GUILTY GEAR Xrd』シリーズ開発陣によるリギング解説動画、アークシステムワークスが公開
2025.10.29
ハリウッドのVFX技術がオープンソース化。レンダリング速度・品質の向上を図るライブラリ「OpenQMC」が公開
2025.10.28
Epic Gamesのマーケットプレイス「Fab」、11/4(火)までの期間限定で無料コンテンツを公開。緑豊かな土地&火山がセットの環境アセットバンドルなど3製品
2025.10.22
ノードベースのプロシージャルマテリアル作成ツール「Material Maker 1.4」、オープンソース&無料でリリース。Godot 4移行に伴いシェーダーコード生成機能などが刷新
2025.10.20

注目記事ランキング

2025.10.27 - 2025.11.03
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

リグ(Rig)
リグ 3Dモデルを動かす場合に、すべてのボーンを編集するのではなく、少ない編集箇所で直感的に動作などを付けるために作られたコントローラーやコントロールする仕組み。 またスケルトン自身をリグと呼ぶ場合もある。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!