この記事の3行まとめ
- 3D都市モデルプロジェクト「PLATAUE」のUnity用SDK「PLATEAU SDK for Unity v4.0.0-alpha」がリリース
- 広域の3Dモデルを低負荷で描画できる「動的タイル機能」が試験的に追加
- 推奨される動作環境はUnity 2022.3.25f1 以上
3D都市モデルプロジェクト「PLATEAU(プラトー)」におけるUnity向けSDKの最新版「PLATEAU SDK for Unity v4.0.0-alpha」が、PLATEAU公式のGitHubリポジトリにて公開されました。
【#PLATEAU SDK for Unity v4.0.0-alphaをリリースしました!】
利用する都市の範囲が広大でも描画負荷を抑えて表示できる動的タイル機能を試験的に追加しています。ぜひご利用ください!▼詳しくはこちらhttps://t.co/akeo2uvgIW pic.twitter.com/gWnFFpOAPJ
— Project PLATEAU (@ProjectPlateau) September 2, 2025
PLATAUEは、国土交通省が推進するデジタルツインプロジェクトです。日本全国の3D都市モデルを整備し、利活用の推進やオープンデータ化を行っています。
「PLATEAU SDK for Unity」は、PLATEAUの3D都市モデルを活用したゲームやアプリケーションの開発などをUnity上で可能とするSDKです。MITライセンスのもとオープンソースで公開されています。
(画像はGithubリポジトリより引用)
「PLATEAU SDK for Unity v4.0.0-alpha」では、試験的機能として「動的タイル機能」が追加。3Dモデルをタイル状に分割して最適化を施すことで、広大な範囲の3Dモデルを低負荷で描画できます。
機能の詳細や使用方法は公式マニュアルで解説されています。
PLATEAU SDK for Unityで新宿区全域の3Dモデルをインポート対象に選択した様子(画像は公式マニュアルより引用)
選択した範囲の3Dモデルを描画した様子(画像は公式マニュアルより引用)
「PLATEAU SDK for Unity v4.0.0-alpha」はUnity 2022.3.25f1 において動作確認済で、利用の際はそれ以降のバージョンが推奨されています。
「PLATEAU」に関する詳細はPLATEAU公式サイトを、「PLATEAU SDK for Unity v4.0.0-alpha」の詳細はGitHubリポジトリのリリースノートをご確認ください。
「PLATEAU SDK for Unity v4.0.0-alpha」GitHub