この記事の3行まとめ
- Microsoft、携帯型ゲーミングPC「ROG Xbox Ally X」「ROG Xbox Ally」を10月16日(木)に発売することを発表
- ROG Xbox Ally Xは「AMD Ryzen AI Z2 Extreme」、ROG Xbox Allyは「AMD Ryzen Z2 A」を搭載
- ゲームと携帯型ゲーミングPCとの互換性を示す取り組み「Handheld Compatibility Program」も発表された
2025年8月21日(木)、Microsoftは携帯型ゲーミングPC「ROG Xbox Ally X」「ROG Xbox Ally」を10月16日(木)に発売することをXbox Wire Japanにて発表しました。
販売価格や予約開始日などの情報は、後日公開される予定です。
ROG Xbox Ally X(画像上)とROG Xbox Ally(画像下)(画像はXbox Wireより引用)
「ROG Xbox Ally X」「ROG Xbox Ally」は、MicrosoftとASUSがコラボレーションした、Windows 11 Home搭載の携帯型ゲーミングPCです。
ROG Xbox Ally Xは、「AMD Ryzen AI Z2 Extreme」プロセッサとRAM 24GB / M.2 SSD 1TBを搭載しています。一方、ROG Xbox Allyは「AMD Ryzen Z2 A」プロセッサ、RAM 16GB / M.2 SSD 512GBを備えています。
ディスプレイは両モデル共通で、120Hz駆動・フルHD(1,980×1,080ドット)の7インチIPS液晶を搭載しています。
『Inside the ROG Xbox Ally: Game Access and Compatibility』
また、今回の発表にあわせて、Xboxの新しい取り組みとして「Handheld Compatibility Program」が発表されました。
このプログラムはゲームスタジオと連携し、携帯型ゲーミングPCの操作やパフォーマンスに最適化されたゲームを見つけやすくなるよう、ユーザーに情報を提供する取り組みです。
『Introducing Handheld Compatibility』
本プログラムは、ゲームが携帯型ゲーミングPCをどの程度サポートしているのかといった互換性を示す「Handheld Compatibility」と、ベンチマークなどに基づいてパフォーマンスを評価した「Windows Performance Fit」の項目からなります。
携帯型ゲーミングPCとの互換性が認められ、そのままプレイできるゲームには「Handheld Optimized」、ゲーム内設定の変更が必要なゲームには「Mostly Compatible」のバッジが付与されます。
Windows Performance Fitによって快適にプレイできるパフォーマンスが測定されたゲームには、「Should play great(平均60FPS以上)」「Should play well(平均30FPS以上)」のバッジが付与されます。各ゲームタイトルに付与されたバッジについては、Xboxアプリ上で確認できるようになります。
なお、ゲーム開発者に向け、携帯型ゲーミングPCでのゲームプレイを検証するのに役立つ基準やAPIが提供されることも発表されています。
そのほかにも、ゲームのダウンロード中にシェーダーを事前読み込みする新機能「Advanced Shader Delivery」も開発中としています。今回の発表に関する詳細は、Xbox Wire Japanや製品ページをご確認ください。
ROG Xbox Ally / ROG Xbox Ally X の発売日が 10 月 16 日に決定「ROG Xbox Ally X」「ROG Xbox Ally」製品ページ