北海道・札幌のゲーム開発イベント「Sapporo Game Camp 2025」詳細が発表。プロとゲームを作れる「Game Jam」や、『ソニックランブル』先行プレイも可能

北海道・札幌のゲーム開発イベント「Sapporo Game Camp 2025」詳細が発表。プロとゲームを作れる「Game Jam」や、『ソニックランブル』先行プレイも可能

2025.08.18
ニュース3DCGプログラム
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この記事の3行まとめ

  • 札幌のゲーム開発イベント「Sapporo Game Camp 2025」、プログラムの詳細が発表
  • プロとゲームを作れる「Game Jam」や、『ぷよぷよ』で学ぶプログラミング講座、初心者向け3DCGセミナーなどが実施
  • 2025年にリリース予定の『ソニックランブル』を先行プレイできるeスポーツ大会なども行われる

Sapporo Game Camp実行委員会は2025年8月13日(水)、ゲーム開発イベント「Sapporo Game Camp 2025」で実施するイベントプログラムの詳細情報を発表しました。

イベント開催日は2025年10月17日(金)~19日(日)、会場は北海道・札幌市のサッポロファクトリーです。

(画像はプレスリリースより引用)

Sapporo Game Camp」は、札幌のゲームクリエイターの育成や、さらなるデジタルエンターテインメントの振興を目的としたイベント。主催の「Sapporo Game Camp実行委員会」は、札幌市や札幌市内のゲーム開発企業などで構成されています。

今年で4回目の開催となる「Sapporo Game Camp 2025」。このたび、同イベントで実施されるプログラムの内容や参加方法などの詳細情報が発表されました。

昨年に引き続き行われるプログラムは、プロとゲーム開発ができる「Game Jam(ゲームジャム)」、『ぷよぷよ』を題材にした「プログラミング講座」、幅広い年代のクリエイターが登壇する「トークセッション」、CG初心者向けセミナー「初めてのCG講座」。

併せて新企画として「ソニックランブル 1DAYミニeスポーツ大会 」が開催されます。

プロとゲーム開発に挑戦できる「Game Jam」

約8人でチームを組み、2日間で1本のゲームを開発する企画です。チームメンバーはプランナー/デザイナー/プログラマーなどの役割を担い、各チームに必ず1名以上のプロクリエイターが参加します

今年は開催規模を拡大し、参加枠が20チームまで増設されています。

(画像はプレスリリースより引用)

実施日は10月18日(土)~19日(日)。18歳以上の方が参加できます。

参加の際は、公式サイトから事前申込が必要です。応募締切は9月30日(火)23時59分まで。

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『ぷよぷよ』のソースコードから学ぶ「プログラミング講座」

10月18日(土)には、セガが開発する落ち物パズルゲーム『ぷよぷよ』のソースコードをもとにプログラミングを学習する「プログラミング講座」が行われます。

講師として、元プログラマーであり現在はeスポーツのプロ選手として活動するぴぽにあ氏が指導します。

参加できるのは、小学4年生~6年生中学生高校生です。

(画像はプレスリリースより引用)

参加の際は公式サイトから事前申込が必要です。応募は、1次募集/2次募集の2回に分けて受け付けられます。

1次募集は9月23日(火)23時59分まで受付中。2次募集は9月26日(金)~10月6日(月)23時59分の期間で実施されます。

なお1次募集で定員に達した場合、2次募集は行われません。

初心者がCG制作を学べる「初めてのCG講座」

初めてのCG講座」は、3DCG制作の初心者を対象としたセミナー。直感的な操作で3Dモデリングが可能なツール「Womp」を用いて、3DCG制作を学習します。

実施日は10月19日(日)小学生中学生高校生が参加できます。

(画像はプレスリリースより引用)

参加の際は公式サイトから事前申込が必要です。応募は、1次募集/2次募集の2回に分けて受け付けられます。

1次募集は9月23日(火)23時59分まで受付中。2次募集は9月26日(金)~10月6日(月)23時59分の期間で実施されます。

なお1次募集で定員に達した場合、2次募集は行われません。

プロのゲームクリエイターが登壇する「トークセッション」

10月17日(金)に実施される「トークセッション」では、札幌のゲーム開発現場で活躍する幅広い年代層のクリエイターが登壇し、ゲーム開発にまつわる全10セッションが実施されます。

「トークセッション」は誰でも参加可能で、事前申込も不要です。

(画像はプレスリリースより引用)

各セッションのタイムスケジュールは以下の通り。

セッションタイトル 開始時刻/実施時間 登壇者・登壇企業(敬称略) セッション内容
新卒からみたゲーム業界 10:30(30分間) グルーブボックスジャパン
セガ札幌スタジオ
ハ・ン・ド
pixyda
(MC:ゲームドゥ)
学校の授業はどんなふうに役に立った?
意外と大事ないろんな知識。ゲーム業界で役に立った授業以外で学んだこと
プロが語る今までとこれから
2Dデザイナー編
11:05(30分間) グルーブボックスジャパン
ゲームドゥ
ジーアングル
(MC:ジーアングル)
どうやってデザインの基礎を固めた?
プロになって最初に学んだテクニックは?
生成AI時代の2Dデザイナーはどうなる?
プロが語る今までとこれから
3Dデザイナー編
11:40(30分間) エイティング
セガ札幌スタジオ
ロケットスタジオ
(MC:pixyda)
モデリングから踏み込んで生きた3Dモデルをつくれるようになるためには何が必要?これからは何を突き詰めていくべき?
プロが語る今までとこれから
プランナー編
12:15(30分間) ゲームドゥ
pixyda
ロケットスタジオ
(MC:ロケットスタジオ)
学生時代と今。思いつきで終わらせずにゲーム作品として仕上げるのに必要なことは?さらに面白くしていくには?
2D・3Dデザイナー向け
ポートフォリオセッション
13:45(30分間) CGWORLD 尾形 美幸
ハ・ン・ド
ロケットスタジオ
ポートフォリオやデモリールは、誰に、何を伝えるために制作するのか?そもそもの目的を紹介します
スポンサーセッション 14:20(30分間) グーグル・クラウド・ジャパン グーグル・クラウド・ジャパン合同会社による特別セッションをお送りいたします。
プロが語る今までとこれから
プログラマー編
14:55(30分間) インフィニットループ
キングポーン
トライシス
(MC:セガ札幌スタジオ)
プログラマーの仕事はプログラミングだけ?
どう作るか、どう実装するか、どう面白くするかを握る仕事のこれまでとこれから
QAセッション 15:30(30分間) AIQVE ONE
エイティング
セガ札幌スタジオ
ゲームのバグをなくすための技術。QAエンジニアリングは、これまでどの様に発展し、AI時代にどう立ち向かっていくのか?
クリエイターへの最初の一歩 16:05(30分間) 「Sapporo Game Camp 2025」Game Jamファシリテーター
セガ札幌スタジオ 中林 寿文
コンピュータゲームが生まれて100年少々。
面白さのために最新技術を取り込んで来たゲームはAI時代のさらなる先に何を見る?
基調講演
ゼロからイチを生み出すチカラ
16:40(45分間) ロケットスタジオ 代表取締役社長 竹部 隆司
ロケットスタジオ 執行役員 稲船 敬二
ゲーム作りって楽しい!
あんな話やこんな話をぶっちゃけトーク
業界レジェンドが、未来のクリエイターに語る

『Sonic Rumble』リリースに先駆けた「ソニックランブル 1DAYミニeスポーツ大会」

2025年にリリース予定のマルチプレイパーティーゲーム『Sonic Rumble(ソニックランブル)』を、リリースに先駆けてプレイできるトーナメント大会「ソニックランブル 1DAYミニeスポーツ大会」が開催されます。

実施日は10月18日(土) 。年齢などを問わず誰でも参加できます

(画像はプレスリリースより引用)

参加の際は公式サイトから事前申込が必要です。応募は、1次募集/2次募集の2回に分けて受け付けられます。

1次募集は9月23日(火)23時59分まで受付中。2次募集は9月26日(金)~10月6日(月)23時59分の期間で実施されます。

1次募集で定員に達した場合、2次募集は行われません。

なお、大会に出場した方全員に『Sonic Rumble』のステッカー3枚を合わせた「オリジナルステッカーセット」が贈られます。

『Sonic Rumble』参加特典ステッカーのイメージ画像(画像はプレスリリースより引用)

「Sapporo Game Camp 2025」の詳細は、プレスリリース公式サイトをご確認ください。

プレスリリース「Sapporo Game Camp 2025」公式サイト

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