この記事の3行まとめ
- MMORPG『Pantheon: Rise of the Fallen』の開発者インタビュー記事がUnity公式ブログで公開
- オープンワールドMMORPGならではの広大なワールドや大量のオブジェクトの管理についての知見を語る
- 「GPU Resident Drawer」や「Instantiate Async」など、Unity 6の新機能を活用したとのこと
Unity Technologiesは2025年6月2日(月)、「The multiplayer stack behind MMORPG Pantheon: Rise of the Fallen」と題した記事を自社ブログにて公開しました。
同記事では、MMORPG『Pantheon: Rise of the Fallen』の開発者に本作の開発事例をインタビューしています。
「Pantheon: Rise of the Fallen」の開発ストーリー🏹✨
プレイヤーが自分の道を切り開く自由度、往年のMMOを彷彿とさせる冒険と交流、そしてUnityを活用した技術的挑戦。Visionary Realmsが手がけるこの壮大なMMORPGの魅力と制作秘話を詳しく紹介します。#Unity #MadeWithUnity #ゲーム開発 pic.twitter.com/D8QTnmPiIc— ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン (@unity_japan) June 3, 2025
『Pantheon: Rise of the Fallen』は広大でシームレスなオープンワールドを探索するMMORPG。パーティーやギルドを結成し、協力して攻略するソーシャル要素の強さが特徴です。2024年12月にSteamなどで早期アクセス版がリリースされています。
『Pantheon: Rise of The Fallen – Early Access Release Date Trailer』
本記事では、『Pantheon: Rise of the Fallen』において、オープンワールドMMORPGならではの広大なワールドや大量のオブジェクトを、Unity 6の新機能を活用して管理する方法について語られています。
開発当初、Unity 6以前のバージョンでは大陸全体をサブシーンで出力してレンダリングを行っていましたが、開発途中から開発環境をUnity 6に切り替え、「Instantiate Async」と「Addressables」によりワールドをプレハブとして管理することでロード速度が向上したことなどを紹介しています。
また、開発にUnity 6を採用した理由としてオクルージョンカリング機能を挙げています。「GPU Resident Drawer」と「GPU occlusion culling」を利用したレンダリングにより、オクルージョンカリングの改善やフレームレート向上を果たしたと述べています。
詳細は、ブログ記事をご確認ください。
「The multiplayer stack behind MMORPG Pantheon: Rise of the Fallen」Unity公式ブログ