Unity 6の最新レンダリング機能を駆使したMMORPG『Pantheon: Rise of the Fallen』開発者インタビュー、Unity公式ブログで公開

Unity 6の最新レンダリング機能を駆使したMMORPG『Pantheon: Rise of the Fallen』開発者インタビュー、Unity公式ブログで公開

2025.06.30
ニュースUnity
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この記事の3行まとめ

  • MMORPG『Pantheon: Rise of the Fallen』の開発者インタビュー記事がUnity公式ブログで公開
  • オープンワールドMMORPGならではの広大なワールドや大量のオブジェクトの管理についての知見を語る
  • 「GPU Resident Drawer」や「Instantiate Async」など、Unity 6の新機能を活用したとのこと

Unity Technologiesは2025年6月2日(月)、「The multiplayer stack behind MMORPG Pantheon: Rise of the Fallen」と題した記事を自社ブログにて公開しました。

同記事では、MMORPG『Pantheon: Rise of the Fallen』の開発者に本作の開発事例をインタビューしています。

Pantheon: Rise of the Fallen』は広大でシームレスなオープンワールドを探索するMMORPG。パーティーやギルドを結成し、協力して攻略するソーシャル要素の強さが特徴です。2024年12月にSteamなどで早期アクセス版がリリースされています。

『Pantheon: Rise of The Fallen – Early Access Release Date Trailer』

本記事では、『Pantheon: Rise of the Fallen』において、オープンワールドMMORPGならではの広大なワールドや大量のオブジェクトを、Unity 6の新機能を活用して管理する方法について語られています。

開発当初、Unity 6以前のバージョンでは大陸全体をサブシーンで出力してレンダリングを行っていましたが、開発途中から開発環境をUnity 6に切り替え、「Instantiate Async」と「Addressables」によりワールドをプレハブとして管理することでロード速度が向上したことなどを紹介しています。

また、開発にUnity 6を採用した理由としてオクルージョンカリング機能を挙げています。「GPU Resident Drawer」と「GPU occlusion culling」を利用したレンダリングにより、オクルージョンカリングの改善やフレームレート向上を果たしたと述べています。

詳細は、ブログ記事をご確認ください。

「The multiplayer stack behind MMORPG Pantheon: Rise of the Fallen」Unity公式ブログ

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