この記事の3行まとめ
- AIモデルの共通規格「MCP」の解説書籍『やさしいMCP入門』、秀和システムより2025年7月1日(火)に発売
- 御田 稔氏が作成したスライド資料をアップデートし、書籍化したもの
- MCPの仕組みや、対応したAIモデルやツールなどについて解説されている
秀和システムは2025年7月1日(火)、AIモデルの共通規格「MCP」(※)について解説した入門書『やさしいMCP入門』を発売します。
総ページ数は160ページで、価格は1,760円(税込)。記事執筆時点では、Amazon.co.jp、楽天ブックスなどで購入できます。
※ 「Model Context Protocol」の略称。Claudeの開発会社で知られるAnthropicが提唱した、AIモデルと外部システムと連携するための共通規格
米国のAnthropic社がアジア太平洋地域初の事務所を東京に開設するらしいですね。
生成AIの「Claude」の日本語版をリリースするとのことですが、Anthropic社が発表したMCP(モデル コンテキスト プロトコル)という規格を解説する入門書、その名も『やさしいMCP入門』が7/1に発売でして…#AWSSummit pic.twitter.com/EZkix8qC9l
— 秀和システム【公式】📚 (@shuwasystem_inf) June 25, 2025
米国のAnthropic社がアジア太平洋地域初の事務所を東京に開設するらしいですね。
生成AIの「Claude」の日本語版をリリースするとのことですが、Anthropic社が発表したMCP(モデル コンテキスト プロトコル)という規格を解説する入門書、その名も『やさしいMCP入門』が7/1に発売でして…#AWSSummit pic.twitter.com/EZkix8qC9l
— 秀和システム【公式】📚 (@shuwasystem_inf) June 25, 2025
本書は、KDDIアジャイル開発センターのテックエバンジェリストである御田 稔氏(@minorun365)が作成したスライド資料「やさしいMCP入門」をアップデートし、図解を盛り込んだうえで書籍化したものです。
(画像はAmazon.co.jpより引用)
内容としては、MCPの基本的な仕組みやコスト面におけるメリットのほか、Google DriveやSlackといったサーバーへの実装例などについて解説。
Claude DesktopやCursorなどMCP対応のAIモデルやツールも取り上げられているほか、ハンズオンの手引きも掲載されています。
本書は全8章で構成で、各章のタイトルは以下の通り。
・Chapter 1 MCPとは
・Chapter 2 MCPの仕組み
・Chapter 3 MCPを実際に触ってみよう
・Chapter 4 MCP対応クライアント紹介
・Chapter 5 MCPサーバー紹介
・Chapter 6 MCPサーバー紹介(開発者向け)
・Chapter 7 MCPがもたらすビジネスインパクト
・Chapter 8 MCPの展望と今後の発展