バトルシーンのVFX作成テクニック、Aimingがブログ記事で解説。炎攻撃のビジュアル向上や砂煙が舞う演出などをUnityの「VFX Graph」で実現

バトルシーンのVFX作成テクニック、Aimingがブログ記事で解説。炎攻撃のビジュアル向上や砂煙が舞う演出などをUnityの「VFX Graph」で実現

2025.04.24
ニュース3DCGUnityエフェクト映像制作・カットシーン
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

この記事の3行まとめ

  • Aiming、「V24-バトルカットシーンと連載最終回」と題した記事を自社ブログで公開
  • デモ映像制作プロジェクト「V24」で作成した戦闘シーンのエフェクト作成手法を解説している
  • Unity公式パッケージのVFX Graphによる、砂煙の演出や炎エフェクトのビジュアル向上といった事例を紹介

Aimingは2025年4月18日(金)、「V24-バトルカットシーンと連載最終回」と題した記事を自社ブログにて公開しました。

同記事では、デモ映像制作プロジェクト「ビジュアルアートデモ2024V24)」の事例紹介のひとつとして、戦闘シーンのエフェクト制作工程について解説しています。

(画像はブログ記事より引用)

「V24」は、デザイナーのスキル向上と技術力のPRを目的に、デザイナーのみで構成されたチームでデモ映像を制作したプロジェクトです。Aiming・ドキドキグルーヴワークス・Skyartsが共同で実施されました。

同プロジェクトの開発事例を紹介した記事が、Aimingの開発者ブログにて複数回にわたり公開されています。

関連記事
3Dキャラクターのリギング手法やモーション制作フロー、Aimingが自社ブログで解説。UnityでIK制御や揺れ物表現を作り込んだ事例を紹介
2025.04.22

このたび公開された記事は、一連の「V24」事例紹介記事における最終回。ブログ記事の連載開始後に作成された、戦闘シーンにおけるエフェクト制作フローやテクニックなどを紹介しています。

モンスターが前足を振り上げるシーンでは細かな塵を巻き上げ、光環のある太陽を前足で覆い隠す構図をとることで、モンスターの巨体を際立たせています。

また、女性キャラクター「トワリカ」のマントの揺れに合わせて砂煙を配置。煙のテクスチャには、ノードベースでVFXを作成できるUnity公式パッケージ「Visual Effect Graph(VFX Graph)」の機能「6-way lighting」を活用しています。

(画像はブログ記事より引用)

関連記事
シーンになじむ、リアルな煙のライティングをUnityで制作。UnityブログでVisual Effect Graphの新機能を解説する記事が公開
2023.02.01

「トワリカ」が跳躍するシーンでは、エフェクトの発生タイミングやパラメーターをタイムライン上で調整し、跳躍に合わせて土煙を発生させています。

(画像はブログ記事より引用)

タイムライン機能(画像左下)を利用し、キャラクターの位置や跳躍タイミングに合わせて土煙を発生させている(画像はブログ記事より引用)

そのほか、剣に炎を集約して突き立てるシーンでは、炎のエフェクトであることが認識しやすいように情報量を調整し、前後のつながりを意識して炎の噴出量が抑えられるなど工夫が施されています。

没案となったエフェクト。当初は魔法陣を突き抜けるアクションを想定していたが、視覚的なわかりやすさを優先して変更となった(画像はブログ記事より引用)

完成版のエフェクト。ブレードから発生する炎の規模を抑え、次のカットにつなげやすく調整している(画像はブログ記事より引用)

炎エフェクトは複数のパターンを用意し(画像左)、それらをVFX Graph(画像中央・右)でランダムに再生する手法を取っている(画像はブログ記事より引用)

記事ではそのほかにも、デカールで地面のひび割れやモンスターが受けた傷を表現した事例などを紹介しているほか、これからエフェクト制作者を目指す人に向けたアドバイスなどが語られています。

詳細は記事本文をご確認ください。

「V24-バトルカットシーンと連載最終回」Aiming開発者ブログ

関連記事

メッシュシェーダーを用いたレンダリング最適化などを解説した、CEDEC2025講演「中級グラフィックス入門」のサンプルプログラムが公開。MITライセンスで提供中
2026.03.02
ブラウザでテクスチャを生成できる無料ツール「TextureCreate」リリース。商用利用も可能
2026.03.02
ゲーム開発関連ツールのリリース・アップデートまとめ【2026/2/28】
2026.02.28
Unity公式カンファレンス「U/Day Tokyo 2025」の講演動画が順次公開中。Unity 6.3でデフォルト化されたRender Graphの解説講演など
2026.02.27
Unity 6.5よりBRPが廃止路線へ。HDRPのNintendo Switch 2サポート計画など、Unity Technologiesが声明を発表
2026.02.25
「Unity 6.3 完全に理解した勉強会」、アーカイブ動画とスライド資料が公開。「Platform Toolkit」を用いたクロスプラットフォーム対応などを解説
2026.02.24

注目記事ランキング

2026.02.25 - 2026.03.04
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

ローパスフィルター(Low-Pass Filter)
ローパスフィルター
  1. 電気信号のうち、指定した周波数(カットオフ周波数)以下の信号を通し、それより上を大きく低減させるフィルター。
  2. ゲーム開発において、基本的にはサウンド用語として用いられる。例として、特定のセリフをローパスフィルターによってくぐもった音に加工することで、隣の部屋や遮蔽物の後ろで話しているかのような表現を行うことができる。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!