Microsoft、リアルタイムにゲームを自動生成するAIモデル「WHAMM」を発表。無料デモで『Quake II』風ゲームをプレイできる

Microsoft、リアルタイムにゲームを自動生成するAIモデル「WHAMM」を発表。無料デモで『Quake II』風ゲームをプレイできる

2025.04.08
ツール・開発環境ニュースAI
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この記事の3行まとめ

  • Microsoft、リアルタイムでゲームを自動生成するAIモデル「WHAMM」を発表
  • 2025年2月に同社が発表した「WHAM」の改善版にあたり、生成速度や解像度が向上
  • 同モデルによる自動生成ゲームを体験できるデモが無料で公開中

Microsoftは2025年4月4日(現地時間)、ゲーム生成AIモデル「WHAMM(World and Human Action MaskGIT Model)」を発表しました。

併せて、「WHAMM」で自動生成されるゲームを実際にプレイできるデモが無料で公開されています。

(画像はMicrosoft Copilot公式Xより引用)

「WHAMM」は、リアルタイムに3DCGゲームを自動生成するAIモデル。プレイヤーによる移動や攻撃などの入力をAIが読み取り、動的にゲーム空間などを生成します。

同モデルによるゲーム生成機能を体験できるデモが、Microsoft Copilotにて無料で公開中。1997年にリリースされたシューティングゲーム『Quake II』を再現しているといい、自動生成されるゲームを2分間プレイできます。

「WHAMM」で自動生成されるシューティングゲームを遊べるデモ(動画はMicrosoft Research Blogより引用)

同社は2025年2月にAIモデル「WHAM」を発表していました。このたび登場した「WHAMM」はその改善版にあたります。

「WHAM」では1秒間に約1フレームを生成していたところ、「WHAMM」は1秒あたり10フレーム以上を生成可能。また画像の解像度も300×180から2倍の640×360に向上しています。

「WHAMM」は「WHAM」とは異なる仕組みを採用している。まずゲーム映像をトークンに分割し、 「Backbone」 transformerがそれを受信、今後のゲーム画面を予測し、“Refinement” transformerがその予測に修正を重ね、より鮮明な画像を生成する(画像はMicrosoft Research Blogより引用)

なお同社は「WHAMM」に対して、敵キャラクターが不鮮明に表示されることや戦闘時のダメージ処理などに改善点があると説明。また1秒あたり保持できるフレーム数が少なく、視界から外れたステージや敵キャラクターが消失し生成し直される現象が発生するとのこと。

詳細はMicrosoft Research BlogCopilot Labsをご確認ください。

「 WHAMM! Real-time world modelling of interactive environments.」Microsoft Research Blog「Copilot Gaming Experiences」Copilot Labs

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