この記事の3行まとめ
- Substance 3D Painter Version 11.0が3月11日に公開。GDC2025開催に合わせたAdobe公式からの情報発信
- 選択したパス範囲内を塗りつぶす「filled path」が登場
- ディスク上のリソースを監視して変更点を探し、ライブラリやプロジェクトに含まれるリソースを最新状態に維持する機能も追加されている
Adobeは2025年3月17日(現地時間)、Substance 3D シリーズのアップデート情報が含まれる記事を公式ブログで公開しました。
米サンフランシスコで例年開催されているゲーム開発カンファレンス「Game Developers Conference (GDC)2025」に合わせたゲーム開発者向けの情報発信で、3月11日にアップデートされたSubstance 3D PainterやSubstance 3D Designerのリリース情報も含まれています。
最新バージョンであるSubstance 3D Painter Version 11.0では、選択したパスの内側を直接塗りつぶすことが可能な「filled path」が追加されました。
これに伴うパスの改良により、ジオメトリへのスナップやマスクとコンテンツ、レイヤー間のコピー&ペーストなどが可能になり、精度とともに柔軟性も向上しています。
また、Adobe Illustrator、Substance 3D Designer、Substance 3D Samplerからインポートされたリソースを自動的に最新状態に保つリアルタイムアップデート機能が追加されています。
アセットウィンドウ右下に、自動更新システムを構成するアイコンが表示される。アップデートスパンは分単位で設定可能。0分設定では数秒おきにリソース更新が入るが、この場合はパフォーマンスへの影響も考えられる
このほかにもテクスチャマップをベイクする際にケージメッシュを自動生成するオプションや、新たなエクスポートウィンドウによる効率化も図られています。
詳細はAdobe 公式ブログおよびVersion 11.0 リリースノートをご確認ください。
Create faster, export smarter: What’s new in Substance 3D Painter