この記事の3行まとめ
NTTドコモが技術提供するメタコミュニケーションサービス「MetaMe® 」(運営:株式会社Relic)は、独自の超多人数同時接続技術を用いた「1万人が」「同時に」「同じ空間に」集まれるメタバース空間です。対応環境はスマートフォン(iOS 3 / Android 4)またはPCのWEBブラウザ(※)。
※WEBブラウザはSafari 5またはGoogle Chrome 4を推奨
“ワールド”と呼ばれる各空間では、アーティストEveのライブ『Eve Experience Tour 2024「再邂」』のオンライン展示会やレギュラー番組「らいぶら」放送のほか、VTuberやeスポーツ関連イベントなどジャンルのイベントが実施されています。
現在、MetaMe上で動かせる新たなプロダクトやユースケースを、開発者向けプログラム「WaveHack Global」内で募集中。「WaveHack Global」はグローバル規模で2024年4月から開催されているハッカソン側面を持つプログラムで、ID、メールアドレス、パスワードを設定すればすぐにエントリーが可能です。
MetaMeは「WaveHack Global」の国内初スポンサーとして開発者への支援を行なっており、支援金の提供以外にもプロジェクト審査員からのフィードバック、オーディエンスの獲得などのサポートが提供されています。
WaveHack Globalの概要と参加メリット
「WaveHack Global」はWave1~Wave9の9期間に分かれて実施されます。各Waveは14日間で、Waveが終了するとそれまでに得た評価ポイントをもとに最大45万円の支援金が分配されます。全Waveを通した支援金の総額は450万円(3万ドル)です。
一度評価を受けたプロダクトをブラッシュアップし、次のWaveに提出することも可能。別の用途で開発した既存プロダクトでも審査対象となります。すでにWave1~Wave3は終了し、現在は2024年6月1日(土)から始まったWave4が継続中。Waveの途中でも、提出期間中であればプロダクトを登録することができます。
ピッチイベントでは、プロダクトをプレゼンテーションする場である「デモデイ」が行われるのが通例です。「WaveHack Global」のデモデイは、1.5万人が集まる国内有数のスタートアップ・カンファレンス「IVS2024 KYOTO」、「IVS Crypto 2024 KYOTO」で実施予定。対象者は2024年6月25日(火) 12:40までの成果物で最も評価された2チームです。
カンファレンスに招待されたチームはチケット代および旅費の一部が提供されるほか、「WaveHack Global」の支援金とは別に「IVS Crypto THE DEMODAY」用の賞金も用意されています。招待されたチーム以外も、「WaveHack Global」にエントリーされた方は「IVS Crypto 2024 KYOTO」のディスカウントチケットが用意される予定です。
「WaveHack Global」の最終的なゴールは商用リリース。参加者のオリジナルプロダクトのうち、優秀作品は1万人規模のユーザーが集まれるメタバース空間に実際にローンチされる予定です。「MetaMe」関連分野では以下の2つのテーマでプロダクトやユースケースを募集しています。
「Make MetaMe more active using web3 technology」MetaMe空間を盛り上げる新しいサービスを募集!
開発リソースとしてNTTドコモ開発のアンリアルエンジンプラグインを使ったサンプルプロジェクトが、本プログラム内での利用に限り提供されます。本プログラムでは、アンリアルエンジンを使ったワールド構築だけではなく、web3技術とかけあわせた提出物が特に評価されます。
「Make MetaMe more active using web3 technology」「Build products or tools using the NFT Recommendation API」MetaMeが提供するNFTレコメンドAPIを使ったサービス、ツールを募集!
MetaMeによるNFTレコメンド技術(API)を活用した新しいNFT関連ツールやサービスを募集しています。MetaMeはメタバース領域ではなく、NFTマーケットプレイスもリリースしており、クリエイターエコノミーの発展と共に、MetaMeエコシステムを拡大しています。そのモメンタムをより加速させるような新しいNFTレコメンドサービスの提出を求めます。
ユースケースでも応募可能なため「実装は自信がないけれど、アイデアで勝負したい」という方にもおすすめです。
「Build products or tools using the NFT Recommendation API」なお、MetaMe開発者によるMetaMeおよびWaveHackのオンライン勉強会の動画も公開されています。
詳細は「Make MetaMe more active using web3 technology」および「Build products or tools using the NFT Recommendation API」の詳細ページをご確認ください。
「Make MetaMe more active using web3 technology」「Build products or tools using the NFT Recommendation API」