この記事の3行まとめ
ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンは2024年3月19日(火)、「Unity ゲーミングレポート 2024」を発表しました。
『Unity ゲーミングレポート 2024』が発表されました。AIツールによる生産性の向上、多様な広告戦略による収益の最大化、より多くの人にプレイしてもらうためのマルチプラットフォームへの投資など。Unity主力製品の技術的な進歩についての内容です。https://t.co/KSKWMj0AHL
— ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン (@unity_japan) March 19, 2024
『Unity ゲーミングレポート 2024』が発表されました。AIツールによる生産性の向上、多様な広告戦略による収益の最大化、より多くの人にプレイしてもらうためのマルチプラットフォームへの投資など。Unity主力製品の技術的な進歩についての内容です。https://t.co/KSKWMj0AHL
— ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン (@unity_japan) March 19, 2024
「Unity ゲーミングレポート 2024」は、Unityで開発する約500万人と3,420億回以上の広告ビューのデータに基づいたレポートです。また、世論調査やアンケート調査、幅広いコミュニティからの洞察を統合して分析されているとのこと。
レポートは、AIの利用、収益の多様化、マルチプラットフォームゲームの制作など5つのトピックで構成。
AIについては、62%のスタジオがコンテンツ制作やアニメーションのワークフローを改善するために導入し、開発者の71%はAIによって業務が改善されたとのこと(回答者はいずれも300人)。また、アプリ内広告(IAA)の収益は前年比で26.7%増加し、スタジオはIAA戦略の組み合わせを広げているといった内容が掲載されています。
レポートの詳細は、レポートのページにて、氏名や所属会社などの情報を入力すれば無料で閲覧可能です。なお、記事執筆時点では英語版のレポートのみ公開されており、日本語版は近日公開予定とのこと。
発表の詳細は、「Unity ゲーミングレポート 2024」やプレスリリースをご確認ください。
2024 Unity Gaming Reportプレスリリース
以下、プレスリリースからの引用です。
開発者はAIの導入、収益の多様化、マルチプレイヤーやマルチプラットフォームへの投資の増加で市場に適応 Unityの次期メジャーリリース「Unity 6」、今秋にベータ版から移行 パフォーマンスを大幅に強化し、あらゆる規模のゲーム制作を容易に
クリエイターが複数のプラットフォームでリアルタイムのゲーム、アプリ、体験を構築し、成長させるためのツールを提供する世界有数のプラットフォームであるUnity [NYSE:U]は、2024年3月18日にGame Developers Conference 2024(GDC)において「Unity ゲーミングレポート 2024 ( http://unity.com/resources/gaming-report?isGated=false ) 」を発表しました。
2023年は経済的な逆風が続く年でしたが、ゲーム開発者は戦略的に課題を克服し、少ないリソースでより多くのことを行って、技術、経済、プレイヤーの習慣の変化にうまく適応していることが明らかになりました。限られた予算の中でも、実験を続け、投資を行い、計算してリスクをとることで、スタジオは効率とリソースを最大化していました。これらのスタジオは、AIツールによる生産性の向上、多様な広告戦略による収益の最大化、可能な限り多くのプレイヤーにリーチし、より長くプレイしてもらうためのマルチプレイヤーゲームとマルチプラットフォームゲームへのさらなる投資など、重要なビジネスチャンスがある分野に注力しています。
本レポートの調査結果は、約500万人のUnity開発者と3,420億回以上の広告ビューのデータに基づいています。また、開発のより良い戦略的プランニングに役立つように、世論調査やアンケート調査、Unityの業界ベテラン、スタジオパートナー、社内エキスパートからなる幅広いコミュニティからの洞察を統合して分析しています。
クリエイターが複数のプラットフォームでリアルタイムのゲーム、アプリ、体験を構築し、成長させるためのツールを提供する世界有数のプラットフォームであるUnity [NYSE:U]は、2024年3月18日にGame Developers Conference 2024(GDC)において「Unity ゲーミングレポート 2024 ( http://unity.com/resources/gaming-report?isGated=false ) 」を発表しました。
2023年は経済的な逆風が続く年でしたが、ゲーム開発者は戦略的に課題を克服し、少ないリソースでより多くのことを行って、技術、経済、プレイヤーの習慣の変化にうまく適応していることが明らかになりました。限られた予算の中でも、実験を続け、投資を行い、計算してリスクをとることで、スタジオは効率とリソースを最大化していました。これらのスタジオは、AIツールによる生産性の向上、多様な広告戦略による収益の最大化、可能な限り多くのプレイヤーにリーチし、より長くプレイしてもらうためのマルチプレイヤーゲームとマルチプラットフォームゲームへのさらなる投資など、重要なビジネスチャンスがある分野に注力しています。
本レポートの調査結果は、約500万人のUnity開発者と3,420億回以上の広告ビューのデータに基づいています。また、開発のより良い戦略的プランニングに役立つように、世論調査やアンケート調査、Unityの業界ベテラン、スタジオパートナー、社内エキスパートからなる幅広いコミュニティからの洞察を統合して分析しています。
Unity ゲーミングレポート 2024では、景気の不透明感が続く中、スタジオは支出に対して保守的であると同時に大胆な姿勢で臨んでいること、つまりビジネスを強化しROIを向上させるためにリソースを拡大し、多少のリスクも厭わない姿勢を示していることが明らかになりました。本レポートの主な調査結果は以下の通りです。
- リスクや複雑さ、コストが増えるにもかかわらず、リーチとエンゲージメントを最大化するために、マルチプラットフォームやマルチプレイヤー開発に投資するスタジオは、規模の大小を問わず増えている。
- 2021年以降、マルチプラットフォームゲームの数は40%増加しており、以前はシングルプラットフォームのリリース戦略にこだわっていた小規模スタジオでも、過去2年間でマルチプラットフォームゲーム開発プロジェクトの数が71%増加している。※1
- ゲーム業界が経済的な困難に直面しても、マルチプレイヤーゲームは驚異的な成功を収めた。マルチプレイヤーゲームの売上は2023年に10%(23億ドル)※2増加し、マルチプレイヤー機能を含むモバイル専用ゲームの月間アクティブユーザー数は、平均して、そうでないゲームよりも40.2%※3増加した。
- スタジオは多様なマネタイズ・アプローチで収益を維持し、エンゲージメントを促進している。アプリ内広告(IAA)からの収益が前年比26.7%増※4となる中、スタジオはIAA戦略の組み合わせを広げており、動画リワード広告とオファーウォールの両方を使用するゲームは、7日目リテンションで4%、30日リテンションで2%の増加を享受しています※5。
- AIはスタジオの仕事をより速く、より効率的にするのに役立っている。 62%のスタジオが、特にコンテンツ制作とアニメーションのワークフローを改善するためにAIを導入した※6。これらの開発者の71%は、AIを使用することで納品と業務が改善されたと認めている※7。
- 2021年以降、マルチプラットフォームゲームの数は40%増加しており、以前はシングルプラットフォームのリリース戦略にこだわっていた小規模スタジオでも、過去2年間でマルチプラットフォームゲーム開発プロジェクトの数が71%増加している。※1
- ゲーム業界が経済的な困難に直面しても、マルチプレイヤーゲームは驚異的な成功を収めた。マルチプレイヤーゲームの売上は2023年に10%(23億ドル)※2増加し、マルチプレイヤー機能を含むモバイル専用ゲームの月間アクティブユーザー数は、平均して、そうでないゲームよりも40.2%※3増加した。
分析全体や、他の項目についての詳細をご覧になるには、Unity ゲーミングレポート 2024をこちら( http://unity.com/resources/gaming-report )からダウンロードしてください。日本語版は近日公開予定です。
Unityの最高製品・技術責任者(Chief Product and Technology Officer)であるマーク・ウィッテン(Marc Whitten)は、次のように述べています。「今年のレポートは、進化するゲーム環境に対応するゲーム開発者の回復力を強調しています。私たちUnityの仕事は、ゲーム開発の課題に取り組むためのツールやソリューションを提供することです。Unityエンジンのパフォーマンス、イテレーション速度、マルチプラットフォーム開発の改善、マルチプレイヤーワークフローの高速化、AI機能の拡張など、私たちはゲーム開発者が関心を寄せる分野に注力し、可能な限りの価値を提供します。」
GDCにて、Unityは主力製品の技術的な進歩、およびUnityクリエイターコミュニティの功績をご紹介いたします:
- Unityの次期メジャーリリースであるUnity 6は、今秋に一般提供が開始され、5月にはプレビューが開始される予定です。Unity 6では、開発者はより大規模で複雑なシーンをパワーアップし、エディターで直接マルチプラットフォームのゲームを開発し、ダイナミックなAIやXRエクスペリエンスを作成できるようになります。Unity 6の詳細はこちら( https://create.unity.com/Unity6-sign-up )をご覧ください。
- リアルタイム3Dとゲーム開発を加速させるUnityのAI搭載プラットフォーム、Unity Museが間もなくエディターに完全に統合され、開発者はAIを作業環境に直接持ち込むことができるようになります。さらに、テクスチャ生成モデルと出力に改良が加えられ、AIが生成するサウンドエフェクトは、近日中にサブスクライバーが利用できる新機能となる予定です。Museは早期アクセス版で、無料トライアルが可能です。Museの詳細はこちら( https://unity.com/products/muse )をご覧ください。
- Unityの最新マルチプレイヤーサンプルプロジェクト「Megacity Metro」がダウンロード可能になりました。UnityのDOTS(Data Oriented Tech Stack)とUnity Cloudのマルチプレイヤーゲームサービスを搭載したMegacity Metroは、パフォーマントなゲームプレイと、マルチプレイヤーゲーム制作とスケールを加速させるUnityの最新技術の拡張機能を紹介しています。Megacity Metroの詳細はこちら( https://unity.com/demos/megacity-competitive-action-sample )をご覧ください。
- Unityが提供するオファーウォールの製品「Tapjoy」の広告主向けに、ユニークな新サービス「Daily Reward」を発表しました。 Daily Rewardは、アプリ内でタスクを完了するごとにプレイヤーに報酬を与えるもので、ユーザーが上達するにつれてより多くの報酬を得るために毎日戻ってくることを促します。さらに、Unityは最近、Unity AdsとironSource AdsがAdMobメディエーションプラットフォームとGoogle Ad Manager(GAM)にて、ビッダーとしてまもなく利用可能になることも発表しました。Unityの収益化ソリューションの詳細については、こちら( https://www.is.com/community/blog/tapjoy-launches-daily-rewards/ )をご覧ください。
- GDCのショーフロアでは、Unityのクリエイターラウンジが設けられ、最近発表されたRadical Forgeの『Southfield』の初めてのハンズオンや、Resolution Gamesの『Angry Birds VR: Isle of Pigs』のアップデート版の初めてのハンズオンなど、8つのゲームにスポットが当てられます。Unityで作られた素晴らしいゲームについては、このトレーラー( https://youtu.be/09XGap8QiL8 )をご覧ください。
※1 出典:Editor Analytics
免責事項:データはLTS版、2~50人のチーム、2021年以降に限定
※2 出典:Statista Digital Market Insights report, 2023
※3 出典:Unity AnalyticsおよびApp Store
免責事項:2023年にUnity Analyticsを使用したゲームのMAU中央値に基づいています。
※4 このデータは、Unity Ads、IAP、分析ソリューションを使用した200以上のゲームに関するレポートです。
※5 出典:Unity Analytics Bigquery、Tapjoy BigQuery
免責事項:Unity AnalyticsとUnity Adsおよび/またはTapjoy Offerwallの組み合わせを使用し、デイリーアクティブユーザーが5,000人以上のゲーム。2023年6月から2023年12月までのデータに基づく。
※6 CintTM 調査2023、回答者300人
※7 CintTM 調査2023、回答者300人
Unityについて
Unity [NYSE: U]は、モバイル、PC、コンソールから空間コンピューティングに至るまで、複数のプラットフォームでリアルタイムのゲーム、アプリ、体験を構築し、成長させるクリエイターのためのツールを提供する世界有数のプラットフォームです。詳細については、Unity.com/ja をご覧ください。
将来の見通しに関する記述
本プレスリリースには、連邦証券法で定義される「将来の見通しに関する記述」、特に Unity の計画、戦略、目的に関するものが含まれています。「信じる」、「可能性がある」、「するだろう」、「見積もる」、「継続する」、「意図する」、「期待する」、「計画する」、「予測する」、およびそれらに類似する表現は、将来の見通しに関する記述を特定することを意図しています。この将来の見通しに関する記述は、リスク、不確実性、および想定により影響を受けます。リスクが現実になった場合、または想定事項が誤っていたことが判明した場合、実際の結果は、将来の見通しに関する記述に暗示される結果とは大きく異なる可能性があります。Unity の業績に影響を及ぼす可能性のあるこれらのリスク、およびその他のリスクに関する詳細情報は、Unity が米国証券取引委員会(SEC)に提出した報告書に記載されており、その内容は Unity の投資家情報ウェブサイトで閲覧できます。本リリースに記載されている内容は、本リリースの日付時点のものであり、Unity は、法律で義務付けられている場合を除き、本リリースの日付以降、将来予想に関する記述を更新する義務を負うものではなく、現時点で更新する予定もありません。
※Unityおよび関連の製品名はUnity Technologiesまたはその子会社の商標です。