Valve、2023年のSteamを振り返る記事を公開。500本以上のゲームが総収益約4億5,000万円以上を記録

Valve、2023年のSteamを振り返る記事を公開。500本以上のゲームが総収益約4億5,000万円以上を記録

2024.02.23
ニュース
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

この記事の3行まとめ

  • Valveが2023年のSteamを振り返る記事を公開
  • 2023年は、年間で500タイトル以上が300万ドル以上の総収益を得た初めての年に
  • 「Steamworks」には新たな分析ツールが導入され、トラフィックデータが改善

Valveは、『Steam年間総まとめ:2023年版』と題した記事をSteamコミュニティページにて公開しました。

(画像は公式ニュースより引用)

公開された記事では、2023年にSteamでリリースされた機能やアップデートなどがまとめられています。

Steamでのリリース・管理を行う開発者向けサービス「Steamworksでは、2023年に新たな分析ツールを採用。トラフィックデータが改善され、地域別データやSteam外からのトラフィック経路に関するデータが含まれるようになりました。

(画像は公式ニュースより引用)

加えて、アルゼンチンやトルコで使用される価格設定が更新されるなどのアップデートが行われました。

Valveは、Steamにおける売上の変化にも触れています。2023年のオータムセールでは、高い収益を得たタイトルが、前年と比較して以下のように増加したとのこと。

収益が1,000ドルを超えたゲーム 19%増加
収益が1万ドルを超えたゲーム 17%増加
収益が10万ドルを超えたゲーム 17%増加
収益が50万ドルを超えたゲーム 19%増加
収益が100万ドルを超えたゲーム 21%増加

(表は公式ニュースより引用)

また、2023年は、年間で500タイトル以上が300万ドル(約4億5,000万円)以上の総収益を得た初めての年になりました。これは、2018年の2倍以上であるそうです。

そのほか、ポータブルゲーミングPC「Steam Deck」やデスクトップクライアントへ加えられたアップデートについても紹介されています。

ショッピングカート内で、フレンドへのギフトやゲームの非公開に関する設定が可能になった(画像は公式ニュースより引用)

ユーザーが購入したゲームのDLC、サウンドトラック、アドオンなどをレコメンドする「DLCディスカバリーハブ」を導入(画像は公式ニュースより引用)

記事本文はこちらをご確認ください。

『Steam年間総まとめ:2023年版』Steam コミュニティページ

関連記事

「Unity 6.4」で予定された破壊的変更を一挙紹介。Render Graph互換モード削除、SRP CoreのPhysics依存解消など
2025.09.17
『1週間でC#の基礎が学べる本 第2版』、インプレスが9/19(金)に発売。初めてのプログラミングをこの1冊から
2025.09.17
10/4(土)・5(日)に大阪で開催されるインディーゲームイベント「OSAKA INDIE GAMES SUMMIT」、一般公開日の入場チケットが販売開始
2025.09.17
「Unity 6.3 Beta」リリース。UI Toolkitでカスタムシェーダーが使用可能。2Dシーンで3Dメッシュを描画できる機能なども実装
2025.09.17
Unreal Engine 5.7のロードマップが公開。AIアシスタントが実験的機能として導入予定
2025.09.16
Godot Engine最新版「Godot 4.5」正式リリース。ステンシルバッファのサポートや、バックトレースをリリースビルドでも使用可能に
2025.09.16

注目記事ランキング

2025.09.11 - 2025.09.18
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

パッケージ化
パッケージカ ゲーム開発において、ゲームの実行に必要なデータのみを、実行ファイルとそれに付随するデータの形式に変換すること。プラットフォームに合わせたファイルフォーマットに変換するほか、この段階でアセットファイルを再利用や改ざんすることができないように暗号化することが多い。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!