ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン、GitHubで『Project_TCC v.1.0.0』を公開。キャラクターを制御するシステムやゲーム開発をサポートする機能が詰まったツール

ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン、GitHubで『Project_TCC v.1.0.0』を公開。キャラクターを制御するシステムやゲーム開発をサポートする機能が詰まったツール

2024.02.14
ニュースUnity
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

この記事の3行まとめ

  • ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンが『Project_TCC v.1.0.0』を公開
  • 機能コンポーネントを組み合わせることでキャラクター制御を実現
  • 実際に遊べるゲームも収録された、機能の実装方法を学べるサンプルシーンも

ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンのユニティちゃんチームは、キャラクターの制御システムなどゲーム開発に役立つ機能を備えたプロジェクト『Project_TCC v.1.0.0(以下、TCC)』をGitHubで公開しました。

TCC(Tiny Character Controller)は、キャラクターの挙動を複数の小さなコンポーネントを組み合わせて実現します。GitHubに掲載されているドキュメントでは、主な4つのコンポーネント群が紹介されています。

  • Brain
    TCCのControlやEffectなどからの情報を集約し、キャラクターの最終的な座標を更新する
  • Check
    キャラクターの周辺情報を収集する
  • Control
    キャラクターの移動や向きを制御する
  • Effect
    キャラクターに追加の動きや影響を与える

各コンポーネントのネットワークイメージ図(画像はGitHubより引用)

コンポーネントを組み合わせることで、複雑なキャラクター挙動を構築し、カスタマイズできます。

「キャラクターの移動」「ジャンプ」「カメラ制御」などの基本動作をはじめとした多様な機能を提供し、「重力加速度による落下」「はしごを登る動作」「アクションによる移動判定」といった柔軟なキャラクター表現を可能にするとしています。

また、ゲーム開発を支援するための補助機能も用意されています。「UI表示」「オブジェクトプール」「シナリオインポーター」「ゲームデータの保存」「シーンの切り替え」を簡単かつ安全に行い、シーンのレイヤー化や段階的なロードを容易にするシーンローダーなどのユーティリティが収録されています。

ほかにも、サンプルシーン群「Step By Step(SBS)シリーズ」を収録。SBSシリーズでは、キャラクターの移動やアクションから、カメラ、ステージギミック、UIなどの実装方法を学ぶことができます。なかには、ダンジョン探索ゲームやパズルゲームなど実際に遊べるゲームのサンプルも含まれています。

TCCの詳細は、こちらをご確認ください。

『Project_TCC v.1.0.0』GitHub『Project_TCC』Runtimeコンポーネントのリスト

関連記事

Unityで2Dボーンアニメーションを実装できる「2D Animation」の無料公式サンプルがリリース。Unity 6.3対応パッケージ
2026.01.19
シェーダーバリアントをコード編集なしで最適化。Unity 6.3新機能「ShaderBuildSettings」の活用術、サイバーエージェント「コアテク」が解説
2026.01.18
Unityで3D都市モデルを使えるSDK「PLATEAU SDK for Unity v4.1.0 beta」リリース。Unity 6をサポートしたほか、描画最適化機能がアップデート
2026.01.16
「Unity AI Beta 2026」が提供開始。アセット生成機能が拡張され、3DモデルやUI Toolkit生成に対応
2026.01.15
Unity 6.3の2D物理エンジン「Low-Level 2D Physics」を活用したサンプルゲーム、Unityアドボケイト高橋 啓治郎氏がリリース
2026.01.13
『シャドバWB』リアルタイム通信実装で採用したOSSや、バトル観戦配信の最適化などを解説。Cygames、「U/Day Tokyo 2025」講演のフォローアップ記事を公開
2026.01.06

注目記事ランキング

2026.01.14 - 2026.01.21
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

フォワードシェーディング(Forward Shading)
フォワードシェーディング オブジェクト毎にライティングの計算を行い、その計算結果を描画するレンダリング手法。フォワードレンダリングともいう。ディファードシェーディング(Deferred Shading)に比べてポストプロセスの自由度は低いが、(何も物を配置しなかった際にかかる)最低限の描画コストが低く、アンチエイリアス処理などにおいてフォワードシェーディングの方が有効な分野も存在する。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!