この記事の3行まとめ
国土交通省の主導する3D都市モデルプロジェクト「PLATEAU(プラトー)」は、「PLATEAU SDK for Unity」のアドオン「PLATEAU SDK-Toolkits for Unity」の「v1.0.0」をリリースしました。
PLATEAU SDK Toolkits for Unity 1.0をリリース!
Rendering Toolkitのテクスチャ調整機能のほか、3D都市モデルの高さや位置調整などの編集に役立つ機能群 PLATEAU Utilitiesを追加実装しています。
サンプルプロジェクトも順次提供中!ぜひお試しください!https://t.co/Wdr4z00fnd#PLATEAU #Unity pic.twitter.com/RGqCsVDTA5— Project PLATEAU (@ProjectPlateau) February 5, 2024
「PLATEAU SDK-Toolkits for Unity」は、PLATEAUが提供する3D都市モデルのデータを利用した、Unity上でのアプリケーション開発を支援するツールキット群です。GitHub上で公開され、MITライセンスで提供されています。
同アドオンは、3D都市モデルのグラフィックスを向上させる「Rendering Toolkit」や人や乗り物の設定を行いゲーム・映像制作やシミュレーションを支援する「Sandbox Toolkit」などを含んだ5つのコンポーネントから構成されていました。
今回のリリースにあわせて、Rendering Toolkitにはテクスチャ調整機能が追加されています。
加えて、3D都市モデルの選択、高さや位置の調整などの編集の際に役立つ「PLATEAU Utilities」が追加実装されました。
使用できる機能は以下の通り。地物を一括選択できる「メッシュレンダラーの選択機能」や、地物の底面の高さを原点に整列させる「選択地物の整列機能」などが使用できます。
記事執筆時点では、「PLATEAU SDK-Toolkits」を活用したサンプルアプリプロジェクトが4つ公開されています。今後、サンプルシーンを題材とした開発チュートリアルがリリース予定とのこと。
「PLATEAU SDK-Toolkits for Unity」のダウンロードページおよびリリースノートは、こちらをご確認ください。
Project-PLATEAU / PLATEAU-SDK-Toolkits-for-Unity|GitHub