Unityの新機能「Audio Random Container」紹介動画、ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンが公開。音量や音程などをランダム化し、効果音に自然なゆらぎを与える

Unityの新機能「Audio Random Container」紹介動画、ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンが公開。音量や音程などをランダム化し、効果音に自然なゆらぎを与える

2024.02.06
ニュースUnity
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

この記事の3行まとめ

  • ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン、2023.2 Tech Streamの新機能「Audio Random Container」の紹介動画を公開
  • 効果音の音量や音程、再生間隔にゆらぎを与え、より自然に聞こえるような設定が可能
  • ホラーゲームのようなサンプルを例に、足音や水滴の落ちる音を用いてARCを紹介している

ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンは2024年2月5日(月)、YouTubeでUnity で効果音に自然な揺らぎを!Audio Random Container を使ってみよう!と題した動画を公開しました。

「Audio Random Container(以下、ARC)は2023.2 Tech Streamから新たに搭載された機能で、効果音にランダム要素を与え、繰り返し再生しても自然に聞こえるようにします。

公開された動画では、ホラーゲームを意識して作ったサンプルを用いて、足音用に4種類、水滴の落ちる音には1種類のAudioClipを使ってARCの機能を紹介しています。

動画の25秒時点から、ARCの未使用・使用時における比較が行われている

ARCは、AudioClipの再生順、Volume(音量)Pitch(音程)TimeのRandomization(間隔)などを設定することで、効果音の幅にゆらぎを与えます。

また、自動再生するサウンドの間隔は、再生開始のタイミングを基準とした「Pulse」と、再生終了のタイミングを基準とした「Offset」の2種類の設定から選択できるといった、ARCの基本的な使い方も紹介されています。

動画の2分2秒から、ARCの基本的な使い方について紹介されている

なお、動画内では、作成したARCは通常のAudioClip同様にAudio Sourceで扱えることも解説されています。

詳細は、動画をご確認ください。

YouTube動画『Unity で効果音に自然な揺らぎを!Audio Random Container を使ってみよう!』

関連記事

Unity公式、「DOTS」を解説した電子書籍のUnity 6対応版を無料公開。協力型強盗FPS『Den of Wolves』での活用事例なども追加されている
2025.05.19
Unity 6で保守性・拡張性に優れたC#コードを書く手法を解説。Unity公式、日本語版電子書籍を無料で公開
2025.05.19
「Unity 6.2 Beta」リリース。従来のAIツール「Unity Muse/Sentis」は廃止され、新機能「Unity AI」に置き換わる
2025.05.16
オーバードローによるGPU負荷を「縮小バッファ」で軽減。サイバーエージェント、「シェーダー最適化入門」最新記事を公開
2025.05.13
「Unity Asset Manager」の長所や使用方法、Unity公式が解説。Blender上で編集したアセットの更新内容をUnityに反映する手順なども紹介
2025.04.30
VR/PCでクロスプレイが可能な『Among Us 3D』、開発者インタビュー記事が公開。異なる入力デバイスで等しいゲーム体験を提供する方策とは
2025.04.30

注目記事ランキング

2025.05.13 - 2025.05.20
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

No events to display
VIEW MORE

今日の用語

マージ(Merge)
マージ 何か複数のものをまとめて1つに融合・統合すること。ゲーム開発において、多くの場合、異なる作業者が同一のファイルを編集したのち、ひとつに統合する作業のこと。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!