「CEDEC+KYUSHU 2023」会場の雰囲気をフォトレポートでお届け!ゲームメーカーズ編集長が行く福岡取材記

2023.12.08
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今年も福岡の地に数多くのゲームクリエイターが集った「CEDEC+KYUSHU 2023」。ゲームメーカーズでは、昨年に引き続き編集長 神山の現地レポートをお届けします。講演レポートは別途しっかり掲載されますので、本記事ではフォトレポート風に当日の雰囲気をお楽しみください!

TEXT / 神山 大輝

目次

今年も来たぞ!CEDEC+KYUSHU!

CEDEC+KYUSHU、今年度も現地参加しました!

昨年の反省を活かして、今年は羽田空港からANAで移動して前乗りしました。到着したのは前日の13時半。福岡空港には一幸舎やだるまなどの有名店が並ぶラーメン滑走路があるので、各店そこまで並ばない14時前後到着のフライトを狙えば比較的スムーズに福岡・ファースト・ラーメンを頂けます。

さて、「ゲーム開発者同士が集まる場所」というと本家CEDECが国内トップ規模にはなりますが、やはり他県からの参加ハードルはそれなりに高いようで、現地の現場クリエイターとじっくり話せる機会はなかなか貴重です。開催前夜は、九州地方をはじめとする各地からの開発者の皆さまと大いに語らう時間となりました。

「アーマード・コア6」など有名IPを含む37講演がラインナップ

今年のCEDEC+KYUSHUでは招待講演として『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』、公募では『ソニックフロンティア』『ファイナルファンタジー』シリーズなど、有名作品の裏側を紐解く講演が数多く行われました。

CEDEC+KYUSHU 2023 タイムテーブル(pdf)

また、“セッションで得た知見を実際にゲームをプレイして体験・確認ができる”として、新たに「タイトル体験コーナー」も登場。ふらっと足を運んでみましたが、講演の裏であればそこまで混んでおらず、登壇者と話しながらゲームプレイできる場所として非常に有益でした。実際に遊びながら解説してもらえるAsk the Speakerのようなポテンシャルを感じます。

「ソニックフロンティア」 においてオープンゾーン実現に向けて取り組んだことより『ソニックフロンティア』(株式会社セガ)、コンセプトを絶対神とする狂信的ゲーム制作のすゝめ – 『違う冬のぼくら』制作事例をとおしてより『違う冬のぼくら』が展示された。さらに作品数が増えれば人気スポットになりそうな予感を覚える新コーナーだった

「福岡発のインディーゲーム展示イベント」としての魅力

今年から「インディーゲームコーナー」も登場。特別協賛としてGYAAR Studio、東陽テクニカが名を連ねています。福岡をはじめ、インディーゲーム展示会は増加傾向にありますが、カンファレンス併設の国内イベントはそう多くありません。

2023年内で言えば、「UNREAL FEST 2023 TOKYO」でもカンファレンスとインディーゲーム展示が併設されていましたが、この際は客層に大きな変化が見られました。普段のカンファレンスはプロの開発者がメインターゲットですが、展示会が併設されることで学生や一般客が来場し、参加者層に幅を持たせることができていたように思います(※)。
※UNREAL FEST 2023はベルサール秋葉原が会場であり、外からゲーム展示の様子が見えていたこと、入場が無料かつ土曜日開催だったため家族連れなども入りやすかったことなど、特異な状況だったことには留意したい。ただ、会場の賑やかさの一因になっていたことは間違いない

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翻って今回のインディーゲーム展示ですが、福岡デザイン&テクノロジー専門学校や九州大学芸術工学部など当地の学生作品に触れられたことが印象的でした。ここだけでも1日遊べそうな印象ですが、CEDEC+KYUSHUには講演や体験コーナーなど見どころがたくさんあるため、後ろ髪を引かれながら1時間ほどで離脱となりました。

全タイトルを遊んで開発者と語らうだけで1日経ってしまいそうな空間!作品一覧はCEDEC+KYUSHU2023公式サイトで確認できる

ランチは学食?それとも「セデ弁」?

昨年は学食でカレーを食べていた記憶がありますが、今年のCEDEC+KYUSHUでは九州ぐるめオールスターズ弁当と称した「セデ弁」が登場しました!

名産品の多い九州地方ならではの豪華な品数!

福岡からは筑前煮や辛子明太子、熊本からは辛子蓮根、鹿児島からはさつま揚げなど、九州地方7県の名産品が詰まっています。各地に名産がたくさんある地域だからこそ実現可能なご当地グルメ弁当だと感じました。

ブース出展やXR・AI体験コーナー、書籍販売など、見どころたくさん!

ブース出展も賑わっています!昨年はコロナ禍以来の開催だったため、出展者やベテラン参加者は「久しぶり!元気にしてた?」という顔見せ的な意味合いも強かったように思いますが、今年はプロのゲーム開発者や学生をはじめ、数多くの来場者がお目当てのブースを訪れていたように思います。

お馴染みの書展ブースも盛況。登壇者の書籍を買い求める参加者も多かった様子

数々の名著に混ざって、ゲームメーカーズの「UEFNでゲームづくりを始めよう!」も販売されていました。ボーンデジタルさん、いつもありがとうございます!

「XR・AI体験コーナー」には7社が参加。今年10月に発売したばかりのOculus Quest 3を用いたコンテンツ体験や、AIによるデバッグの自動化など多様なトピックが大部屋2つに分かれて展示されていました。

バーチャルキャストブースで弓を構える私と、矢をたくさん刺されてしまったお相手キャラクター。バラエティ番組風の台本の通りに演技&収録する体験はユニークだった

インフィニットループブースでプレイしたVRロボットバトルゲーム「QuantanoID」。同じくブース出展を行うGugenkaとの共同開発であるとのこと。奥側に見えるアストネスでは対人コミュニケーショントレーニングアプリ『TalkSkills』などが展示されていた

これまでお届けした通り、1日で回りきるのが大変なほどの一大ゲームイベントへと独自進化を遂げたCEDEC+KYUSHU 2023。福岡の街自体も魅力的ですし、福岡空港が市街から近いこともあって東京からのアクセスも良好。読者の皆様も機会があればぜひ現地に足を運んでみては?

CEDEC+KYUSHU 2023公式サイト
神山 大輝

ゲームメーカーズ編集長およびNINE GATES STUDIO代表。ライター/編集者として数多くのWEBメディアに携わり、インタビュー作品メイキング解説、その他技術的な記事を手掛けてきた。ゲーム業界ではコンポーザー/サウンドデザイナーとしても活動中。

ドラクエFFテイルズはもちろん、黄金の太陽やヴァルキリープロファイルなど往年のJ-RPG文化と、その文脈を受け継ぐ作品が好き。

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