集英社、クリエイターとパブリッシャーを繋ぐピッチプラットフォーム「Game Pitch Base」β版を発表。12月のオープンに向け、ピッチ制作ガイドも公開

2023.11.07 [PR]
ニュースお役立ち情報注目・定番の〇〇
この記事をシェア!
Twitter Facebook LINE B!
Twitter Facebook LINE B!

この記事の3行まとめ

  • 集英社がピッチプラットフォーム「Game Pitch Base」β版を2023年12月に公開予定と発表
  • クリエイターやデベロッパーによるゲーム企画とパブリッシャーとのマッチングをサポートするプラットフォーム
  • パブリッシャーとして集英社ゲームズや講談社ゲームクリエイターズラボ、東映アニメーション株式会社、PLAYISMなど現在11社が参加

2023年11月7日、集英社は「Game Pitch Base」のβ版を2023年12月に公開予定と発表しました。「Game Pitch Base」はゲームデベロッパーとパブリッシャーをつなぐピッチプラットフォームで、β版公開の後、2024年度中の正式サービス開始を目指しています。

一般的に、「ピッチ」は自身のサービスや製品を短時間でプレゼンテーションすることを指しており、出資者を審査員として招いて行われるピッチコンテストなどが例として挙げられます。

今回リリースとなる「Game Pitch Base」では、ゲーム開発者やゲームデベロッパーのゲーム企画とパブリッシャーとのマッチングを促進。海外展開やコンシューマーに向けた開発支援など、パブリッシャーの手を借りてゲームを広げていく際の一助となることを目指します。

ユーザーは「ゲームクリエイター」もしくは「パブリッシャー」としてサービスに登録。クリエイターは制作中のゲームの内容やビジネスプラン、パブリッシャーに求めるサポート内容などをまとめた「ピッチデッキ」を公開可能です。パブリッシャーはそれを閲覧し、パブリッシュしたいタイトルを探します。

ピッチデッキを登録したピッチページ。近日中に英語版対応も予定されている

ピッチデッキの公開を検討するクリエイターに向けて、「ゲームクリエイターズCAMP公式note」では制作ガイド「【Game Pitch Base】ピッチページ制作ガイド」が公開されているほか、12月上旬にオンラインのピッチ相談会も実施されます。ピッチ相談会の詳細はゲームクリエイターズCAMPのサイトや会員向けメールにて告知されるとのこと。

なお、ピッチページは「Game Pitch Base」に登録を許されたパブリッシャーにのみ公開されるため、必要以上に情報が拡散される心配はありません。「Game Pitch Base」に登録されるパブリッシャーは、運営によって事前審査が行われています。

ユーザー同士で1対1のコミュニケーション(※)も可能
※ 契約条件など機密に関わる事項は、別途交換した連絡先で行うことを推奨

2023年11月7日現在、登録パブリッシャーとして11社の参加が発表されています。

(アルファベット順)

「Game Pitch Base」参加パブリッシャー

参加パブリッシャーは引き続き募集中とのこと。パブリッシャーのβ版への参加は以下のお問い合わせよりご連絡ください。

「Game Pitch Base」参加希望パブリッシャーお問い合わせ

「Game Pitch Base」は正式サービス開始まではゲームクリエイター・パブリッシャーともにすべての機能を無料で利用できます

また、従来、ゲーム開発に関わる個人・企業のコミュニティとして運営されてきた「集英社ゲームクリエイターズCAMP」は「ゲームクリエイターズCAMP」に名称を変更したうえで引き続き集英社が運営を続けます。

「ゲームクリエイターズCAMP」は、これまで以上に広く、オープンなコミュニティ運営を目指し、ゲーム開発に関わる各企業の利用も歓迎しているとのこと。また、今年度に開催されるゲームの展示イベントでも「Game Pitch Base」に関する発表や質疑応答が予定されています。

11月12日(日) デジゲー博2023
https://digigame-expo.org/
「ゲームクリエイターズCAMP」ブースにてサービスのご紹介や質疑応答を予定。
12月17日(日) Indie Developers Conference 2023
https://indiedevconf.peatix.com
サービスのご紹介や質疑応答を予定。
「ゲームクリエイターズCAMP」公式サイトプレスリリース

以下、プレスリリースからの引用です。


集英社、ゲームデベロッパーとパブリッシャーを繋ぐ
新サービス「Game Pitch Base」を発表。
無料で全機能を利用可能な「β版」を12月に開始予定!

株式会社集英社(本社:東京都千代田区、以下、集英社)は、本日11月7日にゲームデベロッパーとパブリッシャーを繋ぐピッチプラットフォーム「Game Pitch Base」のβ版を2023年12月(予定)に公開することを発表いたしました。

本サービスは、クリエイター同士のコラボレーション促進を目的として集英社が運営するコミュニティサービス「集英社ゲームクリエイターズCAMP(公式サイト:https://game-creators.camp/)」の活動の一環として生まれた国内初のプラットフォームです。クリエイターやデベロッパーが生み出したゲーム企画とパ
ブリッシャーとのマッチングをサポートすることで、より多くのゲームが国内外の市場に羽ばたくことを目指しています。

なお、正式サービス開始は2024年中を予定しており、正式サービス開始までは無料でご利用いただけます。また、本発表に合わせ、「集英社ゲームクリエイターズCAMP」はサービス名を「ゲームクリエイターズCAMP」へ変更することを併せて発表いたします。これは、ゲーム開発に関わる個人/企業がよりオープンに繋がれるコミュニティ作りを目指したものであり、運営は引き続き集英社が行ってまいります。

■ピッチプラットフォーム「Game Pitch Base」発表日時:
2023年11月7日(火) 11時

■ピッチプラットフォーム「Game Pitch Base」β版公開日時:
2023年12月 予定

■集英社よりピッチプラットフォーム「Game Pitch Base」について:
「Game Pitch Base」は、「ピッチデッキ」でゲームクリエイターとパブリッシャーが繋がるプラットフォームサービスです。ゲーム開発者やゲームデベロッパーとパブリッシャーのマッチングを促進することで、制作したいゲーム企画や開発中のゲームへの投資など、ゲーム開発をより広げていく一助となることを目指しています。

■ピッチプラットフォーム「Game Pitch Base」概要:

「Game Pitch Base」は、ゲームクリエイターが制作中のゲームの内容やビジネスプラン、パブリッシャーに求めるサポート内容などをまとめた「ピッチデッキ」を公開することができ、パブリッシャーはそれを閲覧することで、パブリッシュしたいタイトルを探すことができるサービスです。

これにより、クリエイターはたくさんのパブリッシャーへ効率よくアピールすることができ、パブリッシャーはゲーム内容やビジネスプランといった情報を見ることで、事業方針に合うタイトルに絞ってアプローチすることが可能となります。

本サービスは、2024年度中の正式サービス開始を目指しており、それまでのβ版では、ゲームクリエイター、パブリッシャーともに全ての機能を無料でお使いいただけます。また、近日中に英語版の対応も行う予定です。

なお、「Game Pitch Base」と「ゲームクリエイターズCAMP」は共通のアカウントを利用するため、すでに「ゲームクリエイターズCAMP(旧:集英社ゲームクリエイターズCAMP)」をご利用いただいている方は、改めてアカウントを作成いただく必要はございません。

「ゲームクリエイターズCAMP公式note」では、ピッチデッキ等の制作ガイドとして「【Game Pitch Base】ピッチページ制作ガイド(https://note.com/shuei_camp/n/nccc58d7dbc57)」も公開しておりますので、併せてご確認ください。

■参加パブリッシャー一覧
「Game Pitch Base」では、集英社ゲームズの他、参加パブリッシャーとして以下、11社が決まっております。

・Astrolabe Games
・Gamera Games
・HYPER REAL
・JUSTDAN INTERNATIONAL CO., LTD.
・Pikii合同会社
・PLAYISM
・講談社ゲームクリエイターズラボ
・株式会社アニプレックス
・株式会社room6
・東映アニメーション株式会社
・わくわくゲームズ合同会社
(アルファベット順)

※参加パブリッシャーは引き続き募集しておりますので、β版への参加を希望されるパブリッシャーは以下のお問い合わせよりご連絡ください。
https://game-creators.camp/contact

■「Game Pitch Base」機能紹介について:

○ピッチページ

開発中のゲームの概要やトレーラー、ピッチデッキを登録できます。ピッチページは「パブリッシャー」に所属しているユーザーアカウントのみ閲覧可能となり、必要以上に情報が拡散される心配はありません。なお、サービスに登録される「パブリッシャー」は、事前に運営による審査が行われます。

○各種検索

タイトルやジャンルなどでピッチページの検索ができます。
ピッチページ以外に「ユーザー」「団体(サークルや法人)」の検索も可能です。

○メッセージ機能

ユーザー同士、1対1でメッセージのやり取りが可能で、情報や連絡先の交換にご利用いただけます。
※契約条件など機密に関わるやりとりは、交換した連絡先で別途行うことを推奨いたします。

■「集英社ゲームクリエイターズCAMP」から「ゲームクリエイターズCAMP」のサービス名変更について:

「集英社ゲームクリエイターズCAMP」はサービス名を「ゲームクリエイターズCAMP」へ変更し、併せてロゴも変更いたしました。これは、ゲーム開発に関わる、個人/企業がよりオープンに繋がれるコミュニティ作りを目指したものであり、運営は引き続き集英社が行ってまいります。
「ゲームクリエイターズCAMP」は、これまで以上に広く、オープンなコミュニティ運営を目指し、活動してまいります。ゲーム開発に関わる各企業のご利用も歓迎しておりますので、ぜひお気軽にご参加ください。

【今後のイベント予定】
「Game Pitch Base」に関する詳細情報は、以下のイベントにて発表予定です。
追加情報は「ゲームクリエイターズCAMP」(https://game-creators.camp/)のサイト内や会員向けメールにてお知らせいたしますので、ぜひ「ゲームクリエイターズCAMP」への会員登録をお願いいたします。

11月12日(日) デジゲー博2023
https://digigame-expo.org/
「ゲームクリエイターズCAMP」ブースにてサービスのご紹介や質疑応答を予定。
12月上旬 ピッチ相談会(オンライン)
「Game Pitch Base」にてピッチデッキの公開を検討しているクリエイターの方向けに、オンラインにて相談会を実施。
※詳細や応募フォームは後日「ゲームクリエイターズCAMP」のサイト内や会員向けメールにて告知いたします。
12月17日(日) Indie Developers Conference 2023
https://indiedevconf.peatix.com
サービスのご紹介や質疑応答を予定。

・ゲームクリエイターズCAMP
<公式WEBサイト>https://game-creators.camp/
<公式note>https://note.com/shuei_camp/
<公式X(旧Twitter)>https://twitter.com/camp_creators
<公式YouTube>https://www.youtube.com/channel/UC3y0owCGjyb6151BP6NAexg

関連記事

重さ約2kgのアルゴリズム解説書籍『アルゴリズムイントロダクション第4版総合版』、近代科学社より12/3(火)に発売
2024.11.21
デスクトップPCの定位置を机の下から動かせる「7段階昇降CPUワゴン」、サンコーより発売。耐荷総重量80kgでワゴンの上にも載せられる
2024.11.21
「mocopi」+VR機器でフルボディトラッキング。「mocopi」をSteamVRの仮想トラッカーとして使う『mocopi VR』、ソニーがリリース
2024.11.21
インディーゲーム紹介番組「INDIE Live Expo 2024.12.7」、番組内容が発表。『けものティータイム』『ゆんゆん電波シンドローム』など注目タイトル多数
2024.11.20
「Blender 4.3」正式リリース。EEVEEにおいてライトリンキングやグリースペンシルが使用可能に、ジオメトリノードには反復処理機能追加
2024.11.20
Epic Gamesの新マーケットプレイス「Fab」、12/3(火)までの期間限定で無料コンテンツを公開。スタイライズな動物のキャラクターアセットなど3製品
2024.11.20

注目記事ランキング

2024.11.14 - 2024.11.21
VIEW MORE

連載・特集ピックアップ

イベントカレンダー

VIEW MORE

今日の用語

フォワードシェーディング(Forward Shading)
フォワードシェーディング オブジェクト毎にライティングの計算を行い、その計算結果を描画するレンダリング手法。フォワードレンダリングともいう。ディファードシェーディング(Deferred Shading)に比べてポストプロセスの自由度は低いが、(何も物を配置しなかった際にかかる)最低限の描画コストが低く、アンチエイリアス処理などにおいてフォワードシェーディングの方が有効な分野も存在する。
VIEW MORE

Xで最新情報をチェック!