この記事の3行まとめ
- Unity向けアニメーション圧縮スクリプト『MuscleCompressor』がリリース
- Humanoidを使ったアニメーションを軽量化する
- OSSとしてリリース。GitHubにて配信中
GREEは、Unity向けアニメーション圧縮スクリプト『MuscleCompressor』を、GitHubにてOSS(オープンソースソフトウェア)としてリリースしました。
OSS「MuscleCompressor」公開!
MuscleCompressor は Unity の Humanoid アニメーションを従来の.animではなく、Muscle を使って軽量に外部保存・読み出しするためのスクリプトです。https://t.co/VRCIE8Amw6— GREE Engineers' Life (@gree_tech) July 25, 2023
MuscleCompressorは、UnityでHumanoidを使ったアニメーションは、一般的に.anim形式で外部保存・読み出しされますが、今回のスクリプトではMuscleが使われています。
60fpsで記録した1分間のHumanoidのデータサイズ比較では、MuscleCompressorのフォーマットは既存のフォーマットより大幅に軽量化されたことを示しています。
.animと比較すると、MuscleCompressorを利用することでデータサイズは96%圧縮されたという(画像はGitHubより引用)
動作環境は以下の通り。
- Unity 2021.3.19f1
- Oculus Integration 53.1 (別途インポート必要)
- Final IK (別途インポート必要)
- Windows 10 x64
- Meta Quest 2
モーションをランタイムに呼び出し、シーンのアバターに適用している(動画はGitHubより引用)
VR機器装着時の動きをキャプチャしている(動画はGitHubより引用)
MuscleCompressorの使用方法など、詳細はこちらをご確認ください。
gree / MuscleCompressor|GitHub