KitBash3Dが3Dアセット管理ツール「Cargo」をリリース。10,000種類以上のアセットを1クリックでインポートできる

KitBash3Dが3Dアセット管理ツール「Cargo」をリリース。10,000種類以上のアセットを1クリックでインポートできる

2023.05.18
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この記事の3行まとめ

  • KitBash3Dが3Dアセット管理ツール「Cargo」をリリース
  • KitBash3Dが提供する10,000以上のモデルやマテリアルのライブラリにアクセス、1クリックでインポートできる
  • Unreal Engine 5、Blender、Maya、3ds Maxなどにインポート可能

2023年5月17日、KitBash3Dは、3Dアセット管理ツールCargo」をリリースしました。

3Dモデルやマテリアルを1クリックでインポート可能

Cargo」では、KitBash3Dが提供する10,000種類以上の3Dモデルやマテリアルのライブラリにアクセスできます。

すべてのアセットをシームレスに検索、フィルタリングでき、1クリックでUnreal Engine 5BlenderMaya3ds Maxといった3Dコンテンツ作成ツールにインポート可能です。

また、Cinema 4DUnityHoudiniに対するインポートのサポートが近々予定されています。

「Cargo」ではモデルやマテリアル単位で検索が可能。鍵のアイコンが表示されたアセットを利用するには、有料プランの登録か、キット(アセットパック)を購入する必要がある

アセットを選択し「IMPORT」をクリックすると、設定したプロジェクトにインポートできる

Unreal Engineの場合、レベルに自動でインポートされる

無料アセットが付属

Cargo」には、無料で利用できるアセットが付属しています。

崩壊したビルやサイバーパンクがテーマのアパートなどが無料で使用可能

インポート対象の追加方法

Cargo」内のアセットを各種ツールにインポートするには、「Cargo」のアカウント設定画面から登録を行います。

アカウント設定画面の「User Software Settings」から「Add New Software」を選択

インポート先として登録したいソフトウェアやプロジェクトを指定する。Unreal Engineの場合、この手順でインポート先のプロジェクトを追加する

利用可能な3つのプラン

Cargo」には、以下のプランが用意されています。

Cargo Basic無料。過去に購入したキットの管理や無料のアセットの利用が可能

Cargo Pro月額119ドルまたは年額780ドル(ひと月あたり65ドル)KitBash3D全ライブラリにアクセス可能。毎月リリースされるアセット群『KitBash3D World Kit』と『Cargo Exclusives』が利用できる

Cargo Teams2人以上のチームが対象。Cargo Proと同等の権利に加え、チーム管理機能が利用できる。価格は応相談

『Cargo Exclusives』の紹介画像(画像は製品ページより引用)

そのほか、「Cargo」に関する詳細は、公式ブログ上のリリースニュース記事「Cargo」の特徴を紹介する記事製品ページをご覧ください。

「Cargo」リリースニュース記事「Cargo」製品ページ

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