シーンになじむ、リアルな煙のライティングをUnityで制作。UnityブログでVisual Effect Graphの新機能を解説する記事が公開

2023.02.01
ニュースUnity
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この記事の3行まとめ

  • ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンが、UnityブログでVisual Effect Graphの新機能の解説記事を公開
  • 煙に対応した「6ウェイライティング」の詳細と作り方、素材サンプルを掲載
  • 新機能を紹介する動画も公開されている

ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンは、『Visual Effect Graph の 6 ウェイライティングを使ったリアルな煙のライティング』と題した記事を、Unityブログで公開しました。

今回公開された記事では、Unity 2022.2 TECH ストリームから追加されたVisual Effect Graph(VFX Graph)の新機能のうち、煙に対応した「6ウェイライティング」について解説しています。

6ウェイライティングは、テクスチャを使ったエフェクトに対し、ライティングを反映させる技術です。Visual Effect Graphでは、上下左右前後の6方向から当たるライティングに対する反応を含めたライトマップが、2枚のテクスチャにベイクされます。

これらを組み合わせて、どの方向からのライティングも可能にしています。

(画像はUnityブログより引用)

これにより、エフェクトを従来より簡単になじませられ、ビジュアルクオリティの向上などにつながります。

また、6ウェイライティングに対応した煙の作り方も紹介されており、サンプル素材としてマップライブラリも配布されています。

(画像はUnityブログより引用)

なお、今回の煙の機能について、ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンは『Unity VFX Graph 新機能紹介!〜煙・フォグ編〜』と題した紹介動画も公開しています。

今回公開された記事と併せてご確認ください。

Visual Effect Graph の 6 ウェイライティングを使ったリアルな煙のライティングUnity VFX Graph 新機能紹介!〜煙・フォグ編〜 | YouTube

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